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ビービーネット株式会社(2318)

BBネット、新たにファンドなどと資金調達の交渉予定。約35億円の第三者割当増資での未調達で
2007年10月29日 16:14 JST


 

【10月29日、さくらフィナンシャルニュース=東京】先週末の26日が払込期日となっていた第三者割当増資と第三者割り当てによる新株予約権の発行による約35億円の資金調達が不調に終わった件で、ビービーネット(HC:2318)担当者は29日、さくらフィナンシャルニュースの電話取材に対し「現在、アレンジャーを通じて複数のファンドと交渉し、あらたな資金調達法を模索している」と回答した。

同社は当初、借入金の返済や自己資本の増強、顧客への投資などで35億円規模の資金調達を予定していた。だが、結果は秀島博規社長に割り当てた2150株(約470万円)を調達するにとどまった。35億円のほぼ全額について、新たな資金調達先を探し出すことが課題となっている。

同社は2007年7月まで3期連続の最終赤字決算で、同社は利益準備金から2006年7月期で約37億円、2007年7月期で約30億円をそれぞれ取り崩している。

調達額予定額について同社担当者は「多ければ多いほどいい」と答えた。また、資金調達の実現性については「いろいろ努力はしているが、相手との関係もあるので、詳細についてはいえない」と述べるにとどめた。

予定していた資金調達額35億円のうち、5億円は年内が償還期限の銀行からの借入金。これについて同社担当者は「借り換えやエクイティで調達を考えている。年内に実現できるかは相手先があることなので明言できない」と語った。

ただ、同社は第三者割り当て増資によるエクイティ調達に失敗したばかり。これに関し同担当者は「できる限りの方法を模索している」とした。

同社は予定していた資金調達35億円のうち、14億円をシステム販売先への投資資金と考えていた。同社の2007年7月期連結決算で純損益が黒字予想が一転し18億円の赤字に転落した。赤字要因のうち大部分を占めるのがシステム販売先への投資有価証券の評価損9億2000万円だった。

同社の投資政策に関し、担当者は「当社は約280社のシステム販売先に投資している。このうち40社の株式が減損した。システム販売先への投資は当社の事業モデルだが、状況を見て見直していくことも考えている」と話した。

同社が資金調達不発の報道発表したのは26日午後6時だった。一方、同社の営業時間は午後6時まで。さくらフィナンシャルニュースが同日6時過ぎに、報道資料に記載されている番号や、大阪本社や東京事務所に電話取材を試みたが、同社はすでに不在だった。このことに関し、「担当者が対応し切れていなかった。報道対応を意図的に怠ったというわけではない」と弁明した。【了】


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