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株式会社加ト吉(2873)

加ト吉:見かけの売上拡大をねらい、特定の業者と不適切な取引ー東証に改善状況報告書を提出
2008年01月25日 17:36 JST


 

【1月25日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 冷凍食品大手の加ト吉(東・大1:2873)は25日、同社の水産管理部門で見かけの売上拡大のために、特定の業者としか取引できないようにするなどの帳合い取引を乱用する不適切な取引があったことに関して、改善の取り組み状況を記載し、東京証券取引所に改善状況報告書を提出した。

2007年1月、同社が岡三通商と小野食品興業との間で違法な取引をしていると通報されたことをきっかけに、社内と外部の調査委員会を設置し、調査していた。調査によると、同社の東京特販部と子会社の加ト吉水産が、岡谷鋼機とアーバンフーズとの間でも同様の不適切な取引があることがわかった。

また、取引先業者の茶谷産業が加ト吉水産の偽造と思われる印鑑を押印した契約書にもとづき、70億円あまりの債権を主張していたが、これも偽造印鑑を使用した取引だったことがわかった。

同社は2007年4月から「売上」と「仕入れ」を相殺して差し引き後の「売上総利益」を売上高として計上するように売上計上基準を変更。これにより売上高が拡大していると見せかける取引を防ぐ。また、帳合い取引の基準の厳格化と、不正取引防止のため内部管理体制を整え、会計の業務処理システムを導入するなどして、チェック機能を強化することなどを報告書にまとめた。【了】


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