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ニチアス株式会社(5393)

ニチアス:耐火性能偽装問題で08年3月通期の連結純損益が115億円の赤字へ。延期されていた中間決算発表は11月29日に
2007年11月28日 19:18 JST

【11月28日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 建材の耐火性能を偽装していたニチアス(東1:5393)は28日、2008年3月通期連結業績予想を下方修正した。それによると、不祥事対応策費用の300億円などの影響が大きく響き、純損益が従来予想の91億円の黒字から115億円の赤字に修正した。前年同期は76億2500万円の黒字だった。

第2四半期以降の半導体・液晶製造装置関連の需要減少や不祥事の影響による建材製品、建材工事の減少が響き、売上高は従来予想を60億円下回る前年同期比2%増の1680億円に、営業利益は同予想を24億円下回る同6.7%減の135億円、経常利益は同予想を24億円下回る同5.4%減の134億円に、それぞれ下方修正した。

不祥事関連の取替・改修などの費用を300億円と見込み、同額を当中間期に補償引当金として特別損失に計上したことや、一部建材製品製造工場の製造設備と土地と子会社1社の一部の建材製品製造設備について22億1200万円の減損処理を行ったことが、当期純利益の大幅な赤字につながる見込み。

なお、不祥事に関わる損害賠償金などの費用については、これら修正額には織り込んでいない。また、予定が延期されていた9月中間決算発表について、11月29日午後に発表するとした。【了】


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