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JVC・ケンウッド・ホールディングス株式会社(6632)

JVC・ケンウッドHD:今中間期予想を下方修正、純損益140億円に赤字幅拡大見込み。損益改善に向け特別対策を発表、ビクター八王子工場の売却検討、子会社で早期退職100名募集など。
2009年07月31日 17:19 JST


 

【7月31日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 JVC・ケンウッド・ホールディングス(東1:6632)は31日、2009年9月中間期の連結業績予想を修正し、純損益を従来予想40億円の赤字から140億円の赤字に引き下げた(経営統合後初の決算となるため、前年との比較はしていない)。第1四半期はカーエレクトロニクス事業を中心に販売が回復し、売上高は期初の想定を上回ったものの、業務用無線機器分野で、米国の公共安全向け投資予算の見直しや投資先送りを受け、損益が期初予想を大幅に下回った。また、カムコーダー分野で欧州の回復が遅れたことで、期初の想定を下回っている。このため、同社は今期の収益確保のため、特別対策を実施し、それにともなう特別損失を計上する見込み。これまでの施策によるコスト削減効果約211億円と合わせて、今期中に約250億円の収益改善を目指すとしている。

営業損益は同20億円の黒字から55億円の赤字に、経常損益は同20億円の赤字から85億円の赤字に、それぞれ下方修正した。一方、売上高は同2000億円から2050億円に引き上げた。

通期業績予想も修正した。営業利益は95億円から20億円に、経常損益は30億円の黒字から35億円の赤字に、純損益は同0円から100億円の赤字に、それぞれ下方修正した。売上高は4300億円から4350億円に引き上げた。

特別対策として、現在プロシステムを生産しているビクター八王子工場の移転・売却の検討を進めるほか、ビクターサービスエンジニアリングで早期退職者100名を募集する。また、ITコストの削減や、10月に開催される「CEATEC JAPAN 2009」への出展見送りなど、イベント関連を中心に経費の削減に取り組む。八王子工場の売却損失などを業績予想に織り込んでいる。

同日発表した2010年3月期第1四半期の連結決算は、売上高が991億円、営業損益が60億円の赤字、経常損益が70億円の赤字、純損益が80億円の赤字だった。【了】
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