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JVC・ケンウッド・ホールディングス株式会社(6632)

東証がJVC・ケンウッドHDを監理銘柄(確認中)に指定、不適切会計による過年度決算の訂正で、決算報告書の提出遅延
2010年02月08日 17:09 JST


 

【2月8日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 東京証券取引所は8日、JVC・ケンウッドホールディングス(東1:6632)株式を監理銘柄(確認中)に指定した。2008年10月1日に日本ビクターとケンウッドが経営統合したが、統合前の日本ビクターにおいて、過去の決算に不適切な処理があったため、過年度決算の訂正が迫られている。これにともない、今第3四半期の決算報告書の提出が金融商品取引法に定める提出期限に間に合わない見込みのため、同社株を監理銘柄に指定することとなった。指定期間は、8日からJVC・ケンウッドHDが2010年3月期第3四半期の四半期報告書を提出した日までの期間となる見込み。

本件に関し、同社は株主・投資家や金融機関、取引先などに対し、「大変なご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます」とコメントを発表している。

今回問題となったのは、統合前の日本ビクターにおける不適切な会計処理について。日本ビクターは、欧州などの海外販売会社にかかわる損失や、事業構造改革にともなう損失を2010年第2四半期で一括処理するとの方針で、決算処理したものの、その後、監査法人との協議で損失額や処理方法について再検討が必要との結論に至った。これまで外部専門家を含む調査委員会を設置し、調査を進めてきた結果、2008年10月の統合前からの決算に関して、不適切な会計処理があったことが判明した。海外販売会社の在庫の再評価や、本社の未払費用の誤計上などで、損失額が膨らむなどしており、過年度にさかのぼって訂正処理することとなる。

現在、過年度決算の訂正作業を進めているが、今第3四半期の報告書が提出期限の2月15日までに提出できないこととなった。同社は過年度決算の訂正による今期業績への影響額が確定次第、今期予想を見直し、第3四半期決算発表と同時に業績予想も公表する予定としている。【了】


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