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株式会社クロニクル(9822)

クロニクル、9月期、純損益9億円の赤字に転落ー大口取引の延期や減損処理で特別損失が増加
2007年10月09日 17:48 JST


 

【10月5日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 宝飾品やブランド品などの販売を手がけるクロニクル(JQ:9822)は5日深夜、2007年9月期の連結業績予想で、純損益が従来予想を3億9000万円下回る9億円の赤字になったようだと発表した。前期は2800万円の黒字だった。帳簿価格に比べて時価や実質価格が著しく下落したため、減損処理により総額8億2900万円の投資有価証券評価損を特別損失に計上する。

宝飾品事業で、当初第3四半期に大口取引を予定していたが、その海外取引先企業内で代表者の更迭や訴訟などを含む問題が発生したため、事業活動を一部停止し凍結するなどした。これにより同社グループは、代金回収性や売り渡し商品回収が保全されないなど、取引に支障をきたした。当初は当連結会計期間内までに、こうした取引先の状況が改善されることを想定していたが、最終的に同期間内で正常な取引を行うことは困難でリスクを伴うと判断し、当該大口取引の実施をいっとき延期することにした。

さらにこれに関連し、同社を通じ当該企業と取引のある欧米の周辺大口宝飾品ディーラーとの取引もいっとき延期せざるを得ない状況になった。このため当初予定していた総額約十数億円規模の売り上げ見込みが来期以降にずれる。売上高は従来予想を16億円下回る同15.3%減の29億円、営業損益は同予想3億1000万円から3億9700万円下回る8700万円の赤字(前期は1億3900万円の黒字)、経常損益は同予想を3億4500万円下回る5500万円の赤字(同5300万円の黒字)になったようだ。

また、主要株主として資本参入している、アーティストハウスホールディングス(東M:3716)株の大幅な下落により、従来予想ですでに特別損失に計上予定の5億7500万円に追加して、約2億5400万円を追加計上する見通しとなった。【了】


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