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運輸業者の倒産が増加、09年に入りすでに200件突破。燃料費が下がっても低迷続く、他業種より大幅に苦戦
2009年06月18日 15:20 JST
【6月18日、さくらフィナンシャルニュース=東京】帝国データバンク(東京都港区)が行った運輸業者の倒産動向調査によると、2009年に入り既に倒産件数200件突破、27ヶ月連続前年同月比で増加していることがわかった。07、08年には、燃料費の高騰で運輸業者の倒産が相次いだが、燃油価格が下がっても低迷が続いている。
2009年4月の運輸業者の倒産件数は58件で、月間では倒産集計の対象を変更した2005年4月以降で最多を記録した。倒産件数が50件台に達したのは、2008年12月(52件)以来4ヵ月ぶりのこと。5月も43件発生し、これで2007年3月以降27ヵ月連続の前年同月比増加となった。また、1ヵ月平均の倒産件数を見ると、2005年が25.7件、2006年が24.7件であるのに対し、2008 年は40.7件、2009年は46.6件と増加傾向が一層鮮明になっている。
一方、負債総額は横ばい推移となっている。倒産1件あたりの平均負債額を比較すると、2005年が3億2950万円、2006年が3億6760万円であるのに対し、2008年は2億8130万円、2009年が3億1000万円。倒産件数は著しく増加傾向にあるが、大型倒産が多発しているわけではなく、 中小規模の倒産が主流となっている。なお、2008年9月から2009年3月までは7ヵ月連続で前年同月比増加となっていたが、同年4月に前年同月比減少に転じている。
また、過去1年間における倒産件数の増減率を2008年5月の倒産件数を100と基準設定して調べると、 運輸業は全業種合計の倒産件数の増加率と比べ、より大幅に増加していることがわかった。100を割ったのは2008年7月のみ。運輸業、建設業、製造業、卸売・小売業、サービス業と比べると、 2008年5月から2009年5月の13ヵ月間の中で、2008年8月、9月、10月、11月、12月、2009 年1月、4月の7ヵ月は運輸業の増加率が最も大きかった。他業種との倒産増減率の比較においても、運輸業の倒産が増えていることが裏付けられた。 【了】
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