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【コラム】「ノーベル経済学賞」ホントはノーベル賞じゃない!? 受賞賞金の扱いも違うらしい
2009年06月21日 17:28 JST
ノーベル賞を作ったノーベル
【6月21日、さくらフィナンシャルニュース=東京】今週も「倒産が増加した」とか、「企業の新卒採用が来春減る見込み」など、経済やお金にまつわるニュースは、いまいちパッとしませんね。そこで、ちょっとした経済のオモシロ雑学をコラムにしてみました。今回の話題は、「ノーベル経済学賞」ってありますけれど、厳密には「ノーベル賞」ではない、という話です!みなさんは、知っていましたか?
いったいどういうこと?! だって去年もブッシュ前大統領を批判して有名なクルーグマン米プリンストン大学教授が受賞してるのに?
そもそも、正式なノーベル賞は「物理学賞」「化学賞」「生理学・医学賞」「文学賞」「平和賞」の5つ。ご存じの通り、ノーベル賞はダイナマイトを発明したノーベルの遺産を基金とした世界的に権威ある賞ですが、設立当初、ノーベルが決めた賞に経済学賞はなかったのです。経済学賞の、正式名称は「アルフレッド・ノーベル記念経済学スウェーデン銀行賞」といい、スェーデン国立銀行が設立300周年祝賀の一環として、1968年にノーベル財団に働きかけて設立したのだとか。選考、賞金、受賞式などはノーベル賞と合同で実施されているものの、厳密には違う賞なのです。しかも、ノーベル家の一部の人たちは、この賞をノーベル賞として認めていないのだとか。
日本人で経済学の受賞者はいないのですが、テレビや新聞で普通に「ノーベル経済学賞はアメリカの誰々に贈られた」などと流れるので普通にノーベル賞だと思っていまいた。
また一番驚いたのは、日本人が受賞した場合、他のノーベル賞と違って課税対象となるそうです。ノーベル賞は非課税と決まっているのですが、経済学賞は違うため課税されてしまうんですね!いや、これはちょっと残念。いやいや、経済学者だからもしかして「賞の非課税に関する云々…」という理論を導いて、国の課税政策に反論できるのかもしれません???
以上、雑学コラムでした。【了】
