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09年度の新入社員、半数が「内定取り消されるか不安だった」と回答、7割以上「終身雇用望む」、予想収入は過去最低、不況で先行き不安募らせる=アンケート結果
2009年06月22日 15:20 JST

【6月22日、さくらフィナンシャルニュース=東京】産業能率大学(東京都と神奈川県にキャンパス)が行った「2009年度新入社員の会社生活調査」によると、理想の年収と現実の予想年収がともに過去最低で、終身雇用を望む割合が過去最高の73.5%だったことがわかった。不況のためか収入面の先行きに不安を隠せないようだ。この調査は、145社の新入社員614人に調査し、589人から有効回答を得た。

35歳時点での「理想の年収」の加重平均は、過去最低となった昨年度の749万円をさらに下回り731万円。さらに「現実予想した年収」でも初めて600万円を切り596万円だった。自分の給料についても「下がる可能性も考えられる」が昨年から倍に増えて18%だった。

終身雇用制度を望むか聞いたところ、73.5%が「望む」とし、調査開始以来、初めて7割台に乗せ、過去最高となった。また、将来の進路の方向性についても、「管理職として部下を動かし、部門の業績向上の指揮を執る」という管理職志向が過去最高の40.5%。さらに、これから働くうえでの「意気込み」も、49.0%が「地道にコツコツ働きたい」といった結果がでている。

打たれ弱いと言われがちな新入社員。そこで、自分はどのようにされると伸びるタイプだと思うかを聞いたところ、「褒められて伸びるタイプ」が63.5%で最多、「怒られて伸びるタイプ」の12.3%を大きく離している。新入社員のうちから責任のある仕事を任せられることについては、「不安である」が56.9%と半数を超えた。

また、内定取り消しが社会問題にまで発展した今年の新入社員は、半数以上の54.2%が「自分も内定を取り消されるのではないか」と不安を抱いていたことがわかった。この内定取り消しの企業側の判断に対しては、「補償をするならやむを得ない」(48.6%)と一定の理解を示しているが、「絶対に許されない」という意見も33.6%あった。また、来年入社の就職活動について「さらに厳しくなる」と99%が予想している。【了】

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