堀井学衆議院議員(52歳)は、公職選挙法に違反して選挙区内で違法な寄付を繰り返していた疑いで捜査を受け、議員会館の事務所
などでの捜索や任意の事情聴取を受けていた。東京地検特捜部が近く堀井氏を公職選挙法違反で略式起訴する方針を固めた。
政治資金規正法違反でも略式起訴するとみられる。
これを受け堀井氏は、2024年8月28日午後、議員辞職願を衆議院に提出した。
国会の閉会中は、議長が許可すれば辞職が認められ、近く許可される見通し。
堀井議員は衆議院比例代表北海道ブロック選出の当選は4回め。
スピードスケートの選手としては、1994年のリレハンメルオリンピックで銅メダルを獲得した。
2002年ソルトレイクシティオリンピックを最後に引退。
2007年、自民党北海道連会長の橋本聖子より出馬要請があり政治家の道へ。
2012年の衆議院選挙で初当選し、元内閣府副大臣に就任する。
しかし、自民党安倍派からキックバックを受けたパーティー券収入、約1700万円(時効にかからない19~21年分)を
政治資金収支報告書に記載していなかったことがのち判明、2023年、副大臣を辞任することとなる。
また、選挙区内の人に香典を渡したり枕花を贈ったりしていた疑いが持たれており不記載の金額はおととしまでの5年間で
2196万円に上る。
今年6月には次の衆議院選挙に立候補しない意向を表明していた。
7月には自民党を離党している。
堀井学衆院議員、パーティー収入虚偽記載か 特捜部が略式起訴へhttps://www.asahi.com/sp/articles/ASS8W554LS8WUTIL031M.html
堀井学衆院議員を略式起訴へ 有権者に香典 裏金事件でも検討
https://news.yahoo.co.jp/articles/c54ccd099235d8496a281cce3c4a5a316adb99bf
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