立憲民主党東京都連は3月10日、7月に予定されている参院選東京選挙区の公認候補者を決める予備選挙を行い、前衆院議員の松尾明弘弁護士(47)を選出した。党本部の了承を経て公認が最終的に決定する見通し。
改選を迎える参院副議長の元裁判官・検察官の小川敏夫参議院議員(73)は予備選に立候補しなかった。
同党は既に元党代表代行の蓮舫氏(54)を公認候補としており、松尾氏で2人目の公認候補者となる。予備選には5人が立候補して、都連所属議員らによる投票で松尾氏が最多の94票を獲得した。
松尾氏は世田谷区出身で、私立武蔵中学高校を経て東京大学法学部に進学。1998年、大学卒業後にNTTに入社し、1999年に山尾志桜里衆議院議員の元夫の山尾恭生氏が経営するITベンチャー企業に転職したのち、2003年には、自身のITベンチャー企業を設立して代表取締役に就任した。その後、2006年に成蹊大学の法科大学院を修了し、同年、司法試験合格。2007年に松尾千代田法律事務所設立し、2011年には一橋大学の大学院国際企業戦略研究科を修了した。
松尾氏をめぐっては、山尾恭生氏が設立したアメーシア社の監査役を務めており、同社が投資家から資金を集めながら、なんら製品を商品化していないため、松尾氏に対しても責任を問う声が投資家の中では上がっている。
参考サイト:
松尾明弘
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