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【つばさの党3名「交通の便」を妨げる行為で再逮捕へ1950年の法律が初施行】

2024年4月に東京15区の衆議院補欠選挙中につばさの党立候補者含む3人が他の候補者の演説を邪魔した疑いで逮捕された事件について、新たな展開がありました。警視庁の捜査によれば、この3人は「カーチェイス」と呼ばれる行動をとって他の選挙カーを追いかけ回し、選挙活動を妨害したとされ、7日に公職選挙法違反の疑いで再逮捕する方針をかためました。

衆議院東京15区の補欠選挙で、つばさの党から出馬していた幹事長の根本良輔容疑者(29歳)と党代表の黒川敦彦容疑者(45歳)杉田勇人容疑者(39歳)を含む3人が、4月、亀戸駅での乙武洋匡候補者(48)小池百合子都知事(71)が演説中に拡声機を使用して大声で叫び、聴衆が演説内容を聞き取れないようにしたとして、5月17日に公職選挙法違反で逮捕されていました。

捜査関係者によると、警視庁が他立候補陣営の被害届を基に調査を行った結果、根本立候補者らは立憲民主党の選挙活動を標的にして『カーチェイス』と呼ばれる行為で選挙カーを激しく追跡し、警察署への避難を余儀なくさせるなど「交通の便」を妨げる行為で妨害。また、街頭での演説中にも割り込み、拡声機を使って大声で叫ぶことにより、演説を中断させた疑いが持たれています。

警視庁は活動の実態をさらに調べることにしています。

公職選挙法に規定された「交通の便」を妨げる行為で立件するのは、1950年に法律が施行されて以来、初めてのケースとなるとみられます。

警視庁は今月20日に行われる東京都知事選挙を前に選挙違反の取締本部を設置し、捜査員およそ2000人態勢で取り締まりにあたる方針で、「不偏不党の立場を変えず、取り締まりを行っていく」としています。

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