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【『自由を守る会』2議席確保!江東区は元区議さんのへあや氏が初当選東京都議会議員補欠選挙】

東京都議補選は2024年7月7日投開票され、江東区選挙区では、無所属新人で元区議のさんのへあや氏[漢字名 三戸安弥(35歳)]が、初当選した。

2019年12月以降、自民の現職国会議員や元区議長が汚職で逮捕されるなど不祥事が相次いできた江東区。

さんのへ氏は「汚職、金権政治に終止符を」と訴えて来た。

相手の立場になって物事を考えられると、対応が細やかな事で知られるさんのへ氏。社会福祉士でもあり、江東区区民委員として障害者福祉計画・障害者計画の制定に携わる中で2019年 統一地方選挙にて3,630票を獲得し江東区議会議員となる。

議員の不正が問われる中、区議では出来ないことも多々あり、いっそ区長ならばと昨年2023年12月、区長選に出馬、自公都ファ国民民主推薦の大久保朋果現区長の圧倒的な勝利で終わったが、立憲民主の酒井菜摘現都議に次ぐ30,000票を無所属において獲得。そして、今回の補欠選挙で何よりも区議での実績が、地政への返り咲きに結びついた。

今回の選挙では区議時代に行財政改革に取り組んできたことを全面に押し出した。「私は世襲の政治家でもない。江東区で長年続く政治家の汚職、金権政治に終止符を打ちたい。」

今回は、第三児がお腹の中にいての選挙活動だったが、『レ・ミゼラブル』作者で知られる文豪ビクトール・ユーゴーの言葉である『女は弱しされど母は強し』その言葉を胸に二人三脚で猛暑の中行脚し街宣をこなした。
「おかしいことをおかしいと言い逆境に負けない。その強さを母親は持っている。私はその言葉を実感している。」
「江東区のいじめの問題、不幸にして自殺してしまう子供達の問題が隠蔽されてしまう。東京都と江東区が一緒になってこうした問題を出さない。そして、同じ事が何度も繰り返されてしまう状況を黙って見ていく訳にはいかない」
と今回立候補の決意をあらわにしていた。

さんのへ氏は7日深夜、事務所で当選が決まった瞬間『自由を守る会』上田令子江戸川区選出東京都議(59歳)や、土屋由希子元湯河原町議会議員(41歳)、支援者の方々と抱き合って喜びを噛み締めた後支援者を前に「区民のみなさまのおかげでございます。江東区民の良識が示されて感無量でございます。ありがとうございました」と挨拶した。
上田都議もこの結果に喜び、「今回、何も(組織票の)後ろ盾もなく等身大の区民代表で当選したのは多分さんのへあやだけだったと思います。」と顔を緩ませた。
何より上田都議には『自由を守る会』二人都議会という厚い壁が出来た。
「小池都知事も再選を果たされたと言う事でこれからも税金の無駄遣い、天下り問題に取り組んでいく。襟元を正して、さんのへあやさんと歩んで参りたい!」と力強く述べた後、万歳三唱で締めくくった。

上田都議が中心となり立ち上げた、無所属議員の党『自由を守る会』。上田都議は独りで小池百合子都知事(71歳)に不信任案を提出し、孤立無援で戦ってきたが、さんのへ氏という戦友が現れ、これからの『闘い』が大いに注目される。

〈敗れた自民・山崎一輝氏「とにかく全て私の責任」敗戦の弁を語る山崎一輝氏〉
 
今回の補選において山崎氏は、自民党派閥のパーティー券を巡る裏金事件が問われる中、自民党の看板を前面に出す事を控え、都議13年の実績や、大久保朋果江東区長との連携を強調したが、やはり及ばなかった。

山崎氏は7日深夜、事務所で「全て私の責任、真摯(しんし)に受け止めさせて頂く。この後どうしていくか分かりませんが、とにかく全て責任がある」と挨拶、悔しさをにじませた。

〈東京都議会議員選挙 当選された方々〉
東京都議9補選の結果、 自民は八王子などで6人落選、獲得は2議席にとどまった。 

自民2 (板橋区)河野雄紀(54歳)(府中市)増山明香(46歳)
都民ファ3、(中野区)荒木千陽(42歳) (北区)駒崎美紀(45歳) (南多摩市)遠藤千尋(48歳)
立民1、(足立区)銀川裕依子(38歳)
諸派1、(八王子市)滝田泰彦氏(42歳)
無所属2 (江東区)三戸安弥(35歳)、(品川区)篠原里佳(34歳)

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