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【公安調査庁、オウム後継団体『アレフ』に再発防止処分の継続5回目請求】

2024年7月22日オウム真理教から名前を変えた教団『アレフ』について、公安調査庁は、義務づけられた活動報告が一部行われていないとして、施設の使用などを半年間禁止する再発防止処分を継続するよう今回で5回目の請求を公安審査委員会に行いました。

オウム真理教がかつて犯した、無差別の大量殺人などを起こさないように、分派教団『アレフ』には、「団体規制法」に基づく観察処分が適用されており、公安調査庁は、拠点や資産などの活動実態を報告するよう義務づけて来ました。

しかし、報告の一部が行われていないことから危険性の程度を把握できないとして、『アレフ』のおよそ20の教団施設のうち16か所の使用などを半年間禁止する再発防止処分をあわせて適用しています。

この期限が今年2024年9月までとなっていますが、公安調査庁はさらに半年間、再発防止処分を継続するよう公安審査委員会に請求しました。「危険性の把握が困難な状況に変化は見られない」とした上での判断です。

請求は今回で5回目で、公安審査委員会は、今後『アレフ』側の意見も聞いて判断することにしています。

元オウム真理教団は、15都道府県に30箇所の拠点施設を有しています。また、教団は、依然として多数の信者用居住施設を維持しており、出家信者はこれらの施設に居住して、活動を続けています。

〜オウム真理教が消滅したその後〜
『アレフ』はオウム真理教が消滅した2000年に発足したオウムの後継団体で、のちにアーレフに改称し現在は『Aleph』と名乗っています。この記事ではアレフと表記します。

元オウム幹部の上祐史浩(61歳)を代表とし、上祐の考えで『脱麻原派』を掲げていました。しかし根強い麻原の信奉者たちとの内部争いにより上祐が失脚すると、再び麻原を神格化し信仰する団体に舞い戻りつつあります。信者は千人以上。資産は役10億円。

『ひかりの輪』は2007年に、アレフを抜け出た上祐史浩らが分派し、作った宗教団体。公安調査庁は立ち入り検査などから、ひかりの輪が「今なお麻原の影響下」にあると指摘。28日の高裁判決を受け、同庁関係者は「今後も検査などを通じて、団体の実態を把握していく」としています。

『山田らの集団』は、オウム真理教の後継団体であるAleph(アレフ)の金沢支部が分派した宗教団体の通称。石川県金沢市を拠点とし、山田美沙子(ヴィサーカー師)を代表者としています。Alephから分派した時期は2014年(平成26年)頃とされる。正式な団体名は不明であり、『山田らの集団』は公安調査庁が定めた便宜上の呼称です。

麻原への帰依を貫いており、2018年3月には麻原生誕祭を行い「そそそそそそそ尊師」と信者らが大声でオウムソングを合唱する様子が報じられました。

2020年10月、他の2団体と同様に観察処分の更新が請求され、2021年1月に2024年までの更新が決定されました。本決定時には、20名以上の構成員がいることや、麻原に対する絶対的帰依を隠さずに活動していることが発表されました。

このことから公安調査庁は現在でも3つの組織をオウム真理教の影響下にある組織と認識、団体規制法に基づいて観察処分を続けています。

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