モンサント社とは:
モンサントは、1970年代から除草剤や遺伝子組み換え種子の開発で知られるアメリカの巨大農業化学企業です。
同社の製品であるラウンドアップは、その成分グリホサートが「おそらく発がん性がある」と分類されたことで
世界中の法廷で訴訟の対象となっています。
ベトナム戦争で使用された、化学兵器「枯葉剤」もモンサント社製です。
こちらも成分はグリホサートです。
1. グリホサートとは何か?
グリホサートは広範囲に使用されている非選択的、全殺性除草剤であり
特にモンサントの製品「ラウンドアップ」の主成分として知られています。
農業用途のほか、公共の緑地や家庭の庭でも広く使われており、その使用量は世界で最も多いカテゴリーに属します。
2. IARCによる発がん性分類
2015年、世界保健機関(WHO)の国際がん研究機関(IARC)はグリホサートをグループ2A
(人に対して発がん性がある)に分類しました。
この分類は実験室の試験や動物実験に基づく限定的な証拠と、ヒトに対する観察研究から得られたデータに基づいています。
特に、農業従事者の間で悪性リンパ腫が多発していることがこの分類の根拠の一部とされました。
3. 科学的証拠と論争
IARCの評価は、研究デザインの違いや統計的解釈の差異から、科学コミュニティの中でも議論を呼んでいます。
特に、環境への長期露出がどの程度健康リスクを増加させるかについては、見解が分かれるところです。
他の多くの国際機関や国の規制機関(例えば、米国環境保護庁(EPA)や
欧州食品安全機関(EFSA))は、これまでのところグリホサートの使用を
安全と評価していますが、これにはモンサントに都合の良い、研究資料が
大きく影響しているとの指摘もあります。
4. モンサントの反応
モンサントはIARCの評価に対して強く反発し、自社の科学的証拠が無視されたと主張しています。
また、会社は独自の研究結果を提供し、製品の安全性を広く宣伝して反論を試みています。
5. 法的影響と公衆の反応
IARCの発表以降、特にアメリカではモンサントに対する数多くの訴訟が提起されています。
これらの訴訟では、グリホサートの使用が原因でがんが
発症したと主張されており、多くのケースで患者側が勝訴し、高額の賠償が命じられました。
2018年8月 学校用務員のジョンソン氏へ320億円支払い命令が出た。
これらの法的な動きとメディアの報道は、消費者の間での製品の安全性への疑念を招いており
グリホサートを避ける動きも見られます。
この詳細な概要は、グリホサートと公衆健康に対する科学的な見解の複雑さと、それがもたらす社会的
法的な影響を解き明かします。
さらに深くこの問題を理解するためには、独立した多くの科学研究と公平な法的評価が必要であると言えるでしょう。
堀江貴文氏とモンサント
争議の中心にいるビジネスとの親密な関係
堀江貴文氏は、日本の起業家および元ライブドアCEOとして広く知られていますが
彼のビジネス取引はしばしば論争の的となっています。
特に、彼のモンサントとの関係は、多くの議論を呼んでいます。
堀江貴文氏とモンサントの関係
堀江貴文氏はモンサントのイベントに出席し、同社の製品や方針を積極的に支持している様子が伺えます。
また、モンサントとの関係が日本国内での企業イメージにどのような影響を及ぼしているかも示唆されています。
モンサントJPと懇意の堀江氏の発言
Q:なぜ遺伝子組み換えは、世の中に受け入れられないのでしょうか?
A:堀江氏:みんな水素水とかコラーゲンとかは大好物なんですよ。
でも、遺伝子組換えは大嫌い。放射能は大嫌い。要はケミカルとオーガニックという宗教で分かれている感じ。
遺伝子組換えはケミカルに分類されているから。
気持ちはわかりますが、地道な情報提供活動をしても意味がないと思うんです。
どこまでいっても宗教だから、まずファッションを作っていくしかないんです。
「モンサントってイケてるよね」「遺伝子組み換えってイケてるよね」っていう文化を作っていくしかないと思うんです。
世間の反応:
堀江貴文氏のこのような動きは、公衆からの批判を受けており、特に健康や環境に対する懸念が高まっています。
彼のモンサントとの親密な関係が、彼の企業に対する信頼性を損なう可能性があることが指摘されています。
堀江貴文氏は子宮頸がんワクチンについてこう語る・・
実は、副反応問題は解決しています。
つまりワクチンチンを打った人と打っていない人では
副反応と呼ばれる症状の出る確率に有意差はないということが分かりました。
と語ったが、軽々に語ってよいのでしょうか?
堀江貴文氏と子宮頸がんワクチン推進
名古屋スタディーを巡る論争
堀江貴文氏は、子宮頸がんワクチンの推進者として知られています。
彼はこのワクチンを支持し、特に名古屋スタディーの統計データを引用して、ワクチンの安全性と有効性を強調しています。
しかし、このスタディーが医学的根拠に乏しい点が指摘されています。
名古屋スタディーの背景と主張
名古屋スタディーは、HPVワクチンの副反応を評価するためのアンケート調査です。
この研究は、1994年から2001年にかけて実施され、合計71,177人の女性が参加しました。
2015年には、副反応が問題とされる中で、このスタディーが注目され始めます。
名古屋スタディーの24項目とその問題点
名古屋スタディーでは、以下のような副反応が調査されました:
①月経不順
②月経量の異常
③関節や身体の痛み
④ひどく頭が痛い
⑤身体がだるい
⑥すぐ疲れる
⑦集中できない
⑧視野の異常
⑨光を異常にまぶしく感じる
⑩視力が急に低下した
⑪めまいがする
⑫足が冷たい
⑬なかなか眠れない
⑭異常に長く寝てしまう
⑮皮膚が荒れてきた
⑯過呼吸
⑰物覚えが悪くなった
⑱簡単な計算ができなくなった
⑲簡単な漢字が思い出せなくなった
⑳身体が自分の意思に反して動く
㉑普通に歩けなくなった
㉒杖や車いすが必要になった
㉓突然力が抜ける
㉔手や足に力が入らない
名古屋スタディーとは
名古屋スタディーを監修したのは名古屋市立大学医学部 公衆衛生学分野、鈴木貞夫教授 監修
名古屋市に住民票のある小学校6年生~高校3年生までの女子約7万人に対して
アンケート調査約3万人のデータを解析⇒子宮頸がんワクチンは安全と結論付けた。
問題点
名古屋の1地域で、特定の時期の3万人のアンケート調査だけで
⇒子宮頸がんワクチンは安全と言えるのか?
アンケート3万件は統計学上は有効だが24項目の返答は接種者の主観が
入ったもの。
統計学上、問題ないとしても医学的な検査をせずに、アンケート結果だけで
安全と結論付けて良いのでしょうか?
これらのデータは自己報告によるもので、医学的な検査や診断を伴っていません。
そのため、これらの症状がワクチンによる直接の副反応かどうかは
科学的に確かめられていないのです。
それでも堀江氏は子宮頸がんワクチンを推進
堀江氏がこの名古屋スタディーをもとにワクチンの安全性を主張することは、科学的根拠に基づくものとは言い難いです。
アンケート結果は個々人の主観的な体感に過ぎず、それをもって全ての人に共通する副反応の有無を
断定するのは早計です。医学的な検証が伴わない限り、これらのデータを
もってワクチンの安全性が証明されたとは言えないでしょう。
名古屋スタディーの結果が示す多くの症状は、確かに潜在的なリスクを示唆していますが、これを根拠にワクチンの安全性を
訴える堀江氏の主張には慎重な検証が必要です。
科学的、客観的な調査と、医学的な裏付けが不可欠であると言えます。
男性も子宮頸がんワクチンを打つべきと主張する堀江氏
堀江氏いわく「このHPVというのは男性にも感染してがんを巻き起こすのです。
例えば咽頭がんや陰茎がん、肛門がんの原因としてHPVがあります、特に
咽頭がんですね。喉などにできるがんはHPV由来のものが多いといわれています。
だから実は男性もワクチンを打った方がいい。僕もHPVワクチンを打っています。」
一説には、ワクチン推進団体が余ったワクチンの使用法をめぐって、男性にも接種させるのがよいのではないか。
との結論を出したとのこと。
これを堀江氏が、広めたのでは?
HPVワクチンを打った人たちの感想のアンケートの数値は、統計学上正しいとしても
医学的根拠は無い!
数年、数十年経ったら何が起こるか分からない。
インフルエンサーである堀江氏は、モンサントの遺伝子組み換えやラウンドアップのグリホサート被害や
ワクチン摂取後の後遺症の危険性について、真摯に対応していただきたいです。
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つばさの党 黒川あつひこの運営する
「チャンネルつばさ」で動画でも詳しく解説していますので
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参考サイト:さくらフィナンシャルニュースnote
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