《ガラスコーティング会社G-POWERへの資金投資》
キングスコインという仮想通貨取引で、顧客から資金を吸い上げた国民民主党代表玉木雄一郎氏(56歳)の弟、秀樹氏(55歳)。
さらにその後も詐欺を働く。週刊誌『FLASH』が3000万円を持ち逃げされたという被害者である横浜の法人の証言を報じるなど、兄である玉木雄一郎氏はいよいよ言い逃れができない状況となっている。
神奈川県内で飲食店を経営するAさんは被害者の一人だ。
兄である玉木雄一郎という存在を利用し完全に信用させ、お金は持ち逃げ状態、という。
「秀樹氏から『3000万円を出資して、UAEのドバイに自動車のガラスコーティング会社を新規設立しないか』と持ちかけられました。コーティング事業は悪くないし、『ドバイ王族を顧客にできる』と言うんです。」
会社の経営権を握るのは
David.H.TamakiとEddie.E.Tamaki。
玉木雄一郎氏の次弟玉木秀樹氏と末弟の栄三郎氏(52歳)である。
実際に動いていたのは秀樹氏と、岩田浩二氏(44歳)。この人物は某指定暴力団の元で運転手をしていた人物で、秀樹氏の周りは何かと暴力団の影が見え隠れする。
〜アブダビの支配王族、ここの王様に合って契約書を結びました〜
という画像を、投資関連の資料に散りばめたパンフレットがある。
『このプロジェクトは、日本人の玉木秀樹とUAEアブダビの王族マヒアーン家の王子である云々』の説明書きが書かれている。
コーティング溶液(車や、色々な塗装に使う)をアラブ首長国連邦(UAE)、ドバイ首長国に輸出。
アラブはこれからは石油に頼らない脱ガソリン化、電気自動車(EV)の販売にシフトしていく。
その自動車の生産に使われるガラスコーティング輸出の独占契約を結んでいると説き伏せ
「秀樹氏が私の会社に来て、コーティングの実演も見せてくれていたので、悪い儲け話ではないと思いました。出資金を渡す際には、秀樹氏が香港に所有している不動産を担保にして、返金するという話だったんです。」
ガラスコーティングの会社はG-POWER。ここは、あらゆるコーティング技術を駆使し、防弾ガラスの膜をも製造している会社であるというのだ。そこが出している商品を、ファラク(FALAK)という玉木秀樹自身が経営している商社に独占販売。
「秀樹氏は『俺の兄は国会議員をやっているから、信用してください。変なことはしません』と言っていたのです」
2023年6月に、横浜市で会社を経営するAさんは会社設立のための業務を秀樹氏に委託する契約を結び、出資金3000万円を渡した。契約内容では、3カ月後に元金を返却し、以降は事業利益の30%が支払われるというもの。
だが契約後、一向にドバイでの会社設立や事業などは進んでいない。
後の調べによると、G-POWERという会社も架空の会社なのではないかという疑いも出て来るなど、中身は全くの作り話である説も浮上する。
実際の契約書の表紙『豊田キングス株式会社』EV関連事業計画書
豊田キングスという会社は豊田美沙子氏という人が社長、トヨタの初代社長の孫である。
(創業者ではない)美沙子氏はトヨタ一族の中ではいわゆる蚊帳の外の人こそあれ詐欺師は『初代社長の孫娘というステイタス』と『利用価値のある人』が欲しいのである。
豊田三共株式会社という資産管理会社を持っているがこの資産管理会社の共同代表に玉木秀樹。そして豊田三共株式会社を豊田キングス株式会社と社名変更。(※6ヶ月後に元に戻す)
「秀樹氏に何度問い合わせても、『ドバイに会社を作れてない』と言うばかりで、元金の返済もなく、次第に連絡も取れなくなりました。そのため2024年1月、警察に相談しました。」
結局、6月まで秀樹氏から連絡はなく、Aさんは刑事告訴に踏み切ることにした。
Aさんの弁護士はこう話す。
「ドバイでの会社設立の実態がなく、それらしい名前だけの話なんです。現在、詐欺罪にあたるとして刑事告訴を進めています。秀樹氏が相手を信用させるため、国会議員の兄の存在を利用していたことも強く問題視しています」
それならばと、担保であった台湾の不動産も差し押さえようとしたところ、既に売却されていたという。どういう事かと問い詰めると「すみません、実はそもそも、これわたしの持ち物じゃないんです。名義上そうなっているだけで…」明らかに詐欺ではないか。
今年6月27日、都内で秀樹氏を直撃すると、こう話し始めた。
「実態はすべてありますよ。動いていますし、商談も継続しています。ただ、もちろん(Aさんが)満足いくものじゃないということで、こういう話になっているのでしょう。でも、この契約のどこに詐欺的要素があるんですか? 教えてほしいです」
強く、詐欺行為を否定した秀樹氏。そして、こう続けた。
「Aさんの元金は、Mという人物に990万円、Iという人物に500万円抜かれたんです。MとIが『Aさんからお金を引っ張ろう』として、その窓口を僕にやらせるという画を描いたんです。
僕は利用された被害者ですよ。東京だけで詐欺師が何人いるか知っていますか。20万人です。詐欺師の隣にいただけなのに、首謀者は僕になってしまいます」
とあたかも自身が被害者であると言ったような、そんな主張を展開する秀樹氏。
Aさんは、秀樹氏を相手に告訴に踏み切った。告訴に至った事情は
『被告訴人秀樹氏が兄玉木雄一郎氏の名を語って信用を得、多額の金銭を騙し取るという極めて巧妙かつ悪質な行為であるから』としている。
このままでは、新たな被害者が、次々出てしまう、もとい、出てしまっているのだ。これを聞きつけた玉木雄一郎氏が弁護士を雇って示談を進めているという。
なぜ兄の雄一郎氏がAさんの訴えを知ったのかというと告訴に向けての話し合いが7月に設けられたが、Aさんの代理人弁護士と知り合いのI弁護士なる人物がもう一人おり、その人物が雄一郎氏に喋ってしまったのだと言う。このI弁護士は悪徳弁護士として有名で、これまでに何度か懲戒処分になっている。I弁護士の顧問をやっている社長が、玉木雄一郎氏と大変仲が良いという。こんな人物と仲の良い玉木雄一郎氏が弟の悪事をこれまで知らなかったわけでは絶対にないと思われる事案がここにて明らかになった。
弁護士事務所では、顧客である依頼人から知り得た情報を決して第三者に話してはならないはずである。
依頼人の安全をも侵害する、大変憤りを感じる話である。
後日、秀樹氏がスポンサーであるという社長なる人物と共に、Aさんに1,000万円だけ返すと言って来た。残り2,000万円は7月末までに追加で返すと言い残し、その後は梨の礫。
連絡を経った理由は
「詐欺罪にならないよう1,000万返したら事件にはならない」。履行遅滞ということにしておきたいのだろうか。
Aさんは秀樹氏が1,000万円返済後、警視庁に告訴し、検察庁にも告訴した。さらに【国民民主・玉木代表実弟の素行問題が可視化して来た③公文書偽造事件、テキシアジャパン巨額詐欺事件にも関与か】へ続く。
参考サイト:
《アクセスジャーナル》国民民主・玉木代表実弟の投資詐欺疑惑
《アクセスジャーナルch》国民民主党・玉木雄一郎代表の実弟・秀樹氏、投資詐欺疑惑の続報!担保に入れてた不動産は入金後売却、問い詰めると「あの不動産は名義を貸してただけで私の所有物でない」と秀樹氏。カネの流れと手口を深層追及(其の弐)
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