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カンテレ元大多亮社長、元アナ笠井信輔、長野智子をはじめとする身内擁護の不適切発言

2025年4月4日午後2時30分、関西テレビ大多亮元社長(66)が、中居正広氏(52)が起こした性加害問題を受け第三者委員会が内部報告書を発表、それを受け関西テレビ社屋で記者会見を行い、正式に辞任を発表した。

〈「深く反省」も…疑念渦巻く会見対応に批判殺到 大多氏発言に民意の声〉

当時、大多氏はフジテレビ専務取締役だった。
大多氏は「事実を知る者は最小限で良い」とする港浩一社長(72)の判断があったこと、産業医の指導を踏まえ、渡邊氏をいち早く職場に復帰させ、誰にも知られずして仕事復帰を叶える事ばかりを考えてきた、と答えた。

「事件が起こったその時、彼女に話を聴いていればこのような対応にはならなかった。深く反省している。」

大多氏が口を開くと、YouTubeライブのコメント欄では

「話は知ってたくせに」「隠蔽する気だったんだろ?」

との批判が一気に押し寄せた。
関西テレビの会見には椅子がなく、大多氏はスタンディングで対応。

他の記者も椅子が用意されておらず、床に座って話を聞く形となった。

お台場フジテレビ記者会見のような、フリーの記者を受け入れる姿勢も見せず、大手メディアの記者だけを入れるなど、
「手短に済ませたい」様子が垣間見られる。

〈「支援者」か「遮断者」庇われる佐々木氏に向けられる複雑な視線
名誉回復の声が強まる一方、残る疑念 説明不足も〉

その後日4月6日、元フジテレビアナウンサー笠井信輔氏(61)が、読売テレビの13時30分からの『そこまで言って委員会NP』に出演。フジテレビ第三者委員会がまとめた調査報告書の内容に関し、被害者女性のケアをした佐々木恭子アナウンス室部長(52)の名誉回復を求めた。

笠井氏は「隅から隅までフジテレビを断罪していて大変衝撃を受けた」と語る。

被害女性に1年半寄り添っていたアナウンス部長の佐々木恭子氏(52)について、「彼女に対する誹謗中傷が本当に激しかった。彼女もすっかり憔悴していた」と述べ、名誉回復を訴えた。

「フジテレビ幹部は被害者の面倒を見ていた佐々木氏からは話を聴こうとしなかった。対応の方法を報告もしなかった。結局、蚊帳の外なんですよ。」

佐々木氏には、被害者渡邊氏に産業医の診断を勧め、外部病院はおろか警察にも証拠としての診断書を作ることを封じたのではないかとの疑惑が高まっていた。

この笠井氏の話を聞くと、佐々木氏の役目は情報をシャットアウトする役割という裏付けにも捉えられる。

笠井氏によると、「これ以上週刊誌と戦ってもメリットはない」とフジテレビサイドは判断し、佐々木氏の立場弁解は放置されていた。

第三者委員会にて異様に佐々木氏の立場がクローズアップされた形に見えたのは、この放置が原因だったのか。

3月31日のお台場におけるフジテレビ記者会見でも、清水賢治社長(64)が佐々木氏を庇う場面があったことが思い出される。

4月4日の関西テレビの会見でも、大多氏による佐々木氏の疲労と名誉回復に関する話が聞かれた。

佐々木氏は精神保健福祉士の知識もなく、被害者渡邊氏に寄り添った結果、自身も精神的に衰弱してしまったというのだ。

この状況をどう捉えるかは、佐々木氏の意図やフジテレビ内部の『力学』をもっと詳しく知る必要がありそうだ。

〈“私みたいなのもいる”発言が物議
長野智子氏、フジ報道番組でのコメントに批判殺到し謝罪〉

また、2025年4月6日20時54分からの「Mr.サンデー」に元フジテレビアナウンサー長野智子氏(62)が出演し、コメントしたその発言が物議を醸している。

「私、嫌だったら行かないと思うんですけど。やっぱりこの問題って女性アナウンサーでも色々いるので。私みたいなのもいるわけですよ。」

と切り出した。

「良い仕事をするよりも有名人とか政治家とか太いパイプを持っている方が評価される空気があったって、結構多くの社員から聞いて。とか、芸能界の大物との繋がりを意識する人は行くんじゃないですか。」
「ことさら気にする人は断りづらいと思ったかも知れません。」

「仮に中居氏からの誘いを上司に相談しても、したところで上司は『あなたが決めなさい』って言いそうですよね。」

と発言。完全にフジテレビ内部の問題にしたくないという長野氏の意見が反映されたコメントだ。

アナウンサー全員が“性接待”のようなことをするわけではないという弁明にも取れた。この発言も被害者に寄り添えていない。

この発言を受け、SNSではたちまち視聴者からの「セカンドレイプ」コメントで炎上した。

翌日7日長野氏はSNSで
「編成幹部B氏(中嶋優一氏)の繋いだ業務の延長線上という特殊事案において、中居氏を怒らせてはいけないという思いで行動し、結果的に事件に巻き込まれてしまいました。悪いのは言うまでもなく、加害者です。」などと弁明。

「今も多くの女性アナウンサーに対して、上納されただろう、など中傷が浴びせられて、苦しい思いをしていることを聞いていました。私はそれは違うということを伝えたかったのですが、言葉が足りませんでした。」

「これが本意だったのですが、もちろんそう聞こえなかったという方はいると思うし、不快な思いをされた方にお詫びします。申し訳ありませんでした。」

と謝罪した。

〈社会学者の古市憲寿は独自展開〉

社会学者の古市憲寿氏(40)は「WHO(世界保健機関)の性暴力定義はあまりにも広い。いわゆるレイプから性的な発言、セクシャルハラスメントまで全てが性暴力とくくられている」

と説明した上で、

「『中居正広氏、性暴力認定』と聞いてレイプしたと思う方が多いが、実際、真相は中居さん側に発信してもらわないと分からない」

とした。

また、「『性暴力』という言葉を(第三者委員会調査報告書の)27ページに定義したのであれば、一貫してフジテレビ社内で起こったことは性暴力ですと議論しないとおかしいのに、フジテレビにちょっと甘いんじゃないかな」と私見を語った。

また、MCの宮根誠司氏(61)も「アナウンス部全ての人がタレントさんと仲良くしようと飲み会に足を運ぶわけではない」「今回Aさん(渡邊氏)はたまたま行っただけ」などとし、第三者委員会による『セクハラに寛容な企業風土』を否定するような発言をし出したのだ。

〈フジテレビ関係者によるデマ「始まりは色恋」〉

数名のフジテレビ関係者は「始まりは色恋(沙汰)」と吹聴していたという話も。業界各関係者にこのように伝えて回っていたという。

これらは全くのデマである。
この発言が、まるで被害者女性に対する二次加害に当たるのではと、視聴者から「被害者女性は悪くないのに」「フジテレビは反省していない」「人の心に寄り添えないフジテレビは停波でいい」などと批判の声がSNSで上がっている。

〈被害者渡邊氏をまるで自己責任扱いし、完全に『身内擁護モード全開』。〉

フジテレビ元社長の港浩一氏による、被害者の渡邊氏退社後、全社員に向けての一斉メール「フジテレビは社員を守る温かい会社でありたい。社長として全力で皆さんを守ります」が頭に浮かぶ。
仮に中居氏による「これでひと段落ついた感じかな?」のメールを踏まえての行動だとしたら、あまりにも非人道的扱い。被害者はまるでゴミ扱いだ。いつの間にか『温かい社会は身内だけにある』カルト集団化したフジテレビ。

渡邊氏は復帰後初仕事となるYouTubeチャンネル「【公式】REAL VALUE」にMCとして出演、幻冬舎の編集者、箕輪厚介氏(39)との対談で現在も摂食障害と闘っていることを告白している。

フジホールディングス側は、彼女の告白を受けて、改めてこれまで行ってきたことに向き合い、二次被害の可能性について真摯に受け止める姿勢が求められるのではないか。

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大多亮・関西テレビ社長コメント 被害女性に「寄り添うことができず…」第三者委員会「思慮浅い判断」に
https://mainichi.jp/articles/20250331/spp/sp0/006/303000c

カンテレ・大多亮社長が辞任発表 第三者委の報告書踏まえ表明 フジ問題当時の専務
https://news.yahoo.co.jp/articles/d52c082da75eca889a22b9891305f5157b1f2354

関西テレビ大多社長辞任 元フジ専務、報告書で責任指摘
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF317IG0R30C25A3000000/

宮根誠司も思わずがく然、フジテレビ内部の機能不全を知り「恐ろしくなって。何してるの?」
https://news.yahoo.co.jp/articles/804b0b43fd735eb3135687d44e5df5d692badff9

元フジアナ渡邊渚さんが告白、衝撃の電気代「エアコンもあんまり使わないし」に著名編集者も驚き
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ea02413ee3899dafc4c2b361c608cc23411b54f

元フジアナ渡邊渚さん「圧力かかってるんですか?」と著名編集者からぶっ込まれ…
https://news.yahoo.co.jp/articles/a69bcf10b14de40838aeaf3384ada0ecbc6c0d82

笠井信輔アナ 古巣フジテレビに被害女性ケアFさんの「実名で会社として名誉回復を」求める
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ea02413ee3899dafc4c2b361c608cc23411b54f

【中居正広問題】「嫌だったら行かない」フジテレビ番組、元女子アナの“被害女性も悪い”論を垂れ流し→炎上でSNS謝罪も“後の祭り”
https://article.auone.jp/detail/1/5/9/124_9_r_20250407_1744011124141696

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