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「差別反対」を掲げながら職業への偏見? 古賀千景氏発言に広がる波紋


【芸能ライター・山本武彦】

立憲民主党所属で、かつて「日教組のエース」とも呼ばれた古賀千景氏の発言が

SNS上で大きな議論を呼んでいる。

問題視されているのは、自衛隊を志望する若者について語った際の発言だ。

古賀氏は国会で、

「自衛隊に行く子供たちは経済的に厳しい子供たちが行くんですよ。豊かな子供たちは自衛隊とかになりませんよ」

といった趣旨の発言を行ったとされる。

この発言に対し、保守系メディアやSNSユーザーからは、

「自衛官やその家族への偏見ではないか」

「職業差別的な見方だ」

「経済状況だけで進路を決めつけている」

などの批判が相次いでいる。

特に議論となっているのは、古賀氏がこれまで人権や平和、差別反対を訴えてきた立場にあることだ。

一般的に、差別の解消や多様性の尊重を掲げる政治家には、特定の職業や属性を一括りにした表現を避けることが求められる。そのため今回の発言についても、

「理念と発言が一致していないのではないか」

との指摘が広がっている。

自衛隊は災害派遣や国防を担う公的組織であり、隊員の出身家庭や経済状況はさまざまだ。実際には高学歴層や公務員志望者、専門技術職を目指す若者など、多様な人材が入隊している。

そのため、

「自衛隊員=経済的に厳しい家庭の出身者」

というイメージを前提にした発言は、現実と乖離しているとの声も少なくない。

SNSでは

「差別に反対する人ほど、自分の偏見には気付きにくいのではないか」

「もし別の職業に同じ発言をしたら大問題になっていた」

といった厳しい意見も投稿されている。

もちろん、古賀氏が問題提起したかったのは若者の経済格差や進路選択の実態だった可能性もある。しかし、政治家の言葉は社会に与える影響が大きいだけに、その表現のあり方には一層の慎重さが求められる。

今回の発言は、単なる失言として片付けられるのか。それとも、差別反対を掲げる政治家自身の言葉の一貫性が問われる問題なのか。議論は今後も続きそうだ。

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