注目の記事 PICK UP!

【当時10代だった実の娘に性的暴行 初公判で父親が無罪主張「しつけの範囲」】

当時10代だった実の娘に性的暴行を加えた罪に問われている会社役員の男が、2024年12月16日、富山地裁(梅沢利昭裁判長)で開かれた初公判で無罪を主張した。

福山里帆さん(24歳)は中学2年から高校2年まで実の父親、富山県黒部市のリサイクル会社役員、大門広治被告(53歳)から性的暴行を受けていた。

検察側は冒頭陳述で、大門被告は、福山さんが中学生だった2013年ごろから、口止めするなどして繰り返し性交し、その際大門被告は頬を殴ったり暴言を吐いたりすることがあったこと、被害者は恐怖心を抱き大門被告に逆らえなかった事を指摘した。被害回数は少なくとも8回に及ぶという。

これに対して大門被告の弁護士は
「娘に手を上げたことはあるがしつけの範囲であり、恐怖心を抱かせたことはない。また、誘った際に娘は腕を振りほどくなどして断ることもあった。暴力をふるって抵抗不能な状態に陥らせておらず、倫理・道徳的には非難されるべきだが、無罪だ」
としつけの範囲を強調、逃げようとして振り切ったら逃げられる状態だったと言うことを主張した。

福山さんは今後の裁判で「被害者参加制度」を利用し、弁護士を通して被告に質問をする予定だ。

〈父親から逃げようと、勇気を持って告白〉

福山さんは性被害に遭っていたことを高校で保健室の先生に打ち明け、保健室から児童相談所に通報。
一時施設に保護された。
東京の大学に進学後、22歳になって父親を問いただす。

大門被告は、性的な対象として、性行為をしたことを悪かったと思っていると言ったものの、反省などは見られなかった。

弁護士によると大門被告は自首を拒否。
家庭内の解決は不可能として2023年6月大門被告を刑事告訴し 12月6日準強姦の疑いで逮捕した。

2025年1月23日には福山さんの証人尋問が行われる予定。

関連記事

  1. 小林製薬 紅麹問題で補償開始 原因究明継続も81%減収を発表

  2. 【深刻な地方過疎化】について日本がしている全国知事会議について解説!

  3. 石破茂内閣 本格始動!重要課題に対する各大臣の基本方針/副大臣・政務官も決定

  4. 【覚醒剤誤飲の可能性無いとは言い切れない 紀州のドン・ファン殺害容疑 須藤早貴無罪にどよめき】

  5. 【岩屋外相、任期切れ間近のブリンケン国務長官とパワーランチ ただし日本国内で】

  6. 国民民主党議員と東電労組の癒着疑惑が浮上

  7. 【旧統一教会 解散命令請求巡る質問に回答拒否 最高裁も過料10万円】

  8. 【英利アルフィヤ 英文で『私は百田にスパイだと偽情報を流されている』私のあとに続く人々のためにも誹謗…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


PAGE TOP