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(株)REVOLUTION 美山俊(李東俊)氏が刑事告訴される

東京証券取引所スタンダード市場に上場する株式会社REVOLUTION(本社:東京都千代田区)の名誉会長・美山俊(李東俊)氏が、「脅迫罪」および「威力業務妨害罪」の容疑で刑事告訴されていたことが判明した。

関係筋によると、被害を訴えているのは同社子会社・WeCapital株式会社(東京都港区)の元代表取締役であり、
事件は令和7年1月に本社内で発生したとされる。

上場企業の実質的支配者ともされる人物が、子会社の経営トップに向けて「殺意をほのめかす」発言を行ったとされる今回の案件。企業ガバナンスとコンプライアンスが問われる時代において、極めて深刻な事案だ。

事件の舞台は、REVOLUTION本社内の会議室。
令和7年1月16日、当時のWeCapital代表に対し、美山氏は取締役を通じて次のような言葉を伝えるよう命じた。

「辞任せえ。これ、表に全部出すぞ言うて、これ、これもう全部」
「もう頭きとるから、株どないなってもええ。こいつ、もう殺してもうたるわ」

この発言は取締役からそのまま告訴人に伝えられ、辞任を強く迫る内容だったとされる。
告訴状では、「殺してもうたるわ」との発言が殺害を示唆するものであり、告訴人に対する強い恐怖心を与えた点が「脅迫罪」に該当するとしている。

また、告訴人に代表辞任の法的義務がないにもかかわらず、美山氏が影響力を行使して辞任を強要し、業務の正常な遂行を阻害した点が「威力業務妨害罪」にあたると指摘されている。

REVOLUTIONの名誉会長という肩書に加え、美山氏は同社の大株主でもあり、実質的な経営権を握っていたとされる。子会社のトップ人事にまで影響を及ぼすその立場からの発言は、組織内における「支配関係」を想起させる。

発言のなかにあった「表に出すぞ」という文言は、情報漏洩を盾にした「心理的圧力」とも解釈されかねない。
企業内の立場差を利用した発言であるならば、これまでの経営手法そのものが改めて問われることになる。

上場企業として、REVOLUTIONは本件をいかに受け止めるのか。
名誉会長が刑事告訴されているにもかかわらず、現在のところ同社からの公式声明は確認されていない。
美山氏本人からのコメントも得られていない状況だ。

本件は単なる社内トラブルでは済まされない。
企業経営者による発言が、個人の尊厳と生命の安全にどのような影響を与えるか。
ガバナンス不全、ハラスメントの疑い、そして上場企業としての説明責任すべてが問われる事案である。 

コラムニスト:芸能ライター山本武彦

過去に夕刊フジで六本木パパラッチ日記、週刊実話にて六本木黒服の芸能界裏fileを連載。
2024年からXで政治評論シリーズを投稿中。

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