政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志党首(57歳)が、政党「みんなでつくる党」の党首大津あやか代表(31歳)につきまとい行為をしたとして、警視庁が立花氏を軽犯罪法違反容疑で書類送検したことを2024年10月28日、捜査関係者が明らかにした。
送検容疑によると立花氏は今年5月22日、東京都千代田区内で、政党「みんなでつくる党」の大津氏に、
「参議院会館前で大津あやかを見つけたのでこのまま彼女を追いかけて公開討論会をしてみたいと思います。」といい、信号が青に変わるな否や、はぁ、はぁと息切らせながら猛ダッシュ、大津氏に追いつくと
「久しぶりやね」。
嫌がる大津氏にカメラを向けて
「人に文句があるなら公開討論会でもしようよ。なあ大津さん。」
と言う立花氏。
「脅迫しないで下さい。」
と、いきなりやって来た立花氏に畏怖を感じている大津氏に対して
「質問に答えてください。あなたは私の事を名指しで批判してるでしょ?脅迫だって言うんなら110番してくださいよ。」と開き直り
「逃げるんですか」
などと言いながらスマートフォンで撮影し、走って逃げる大津氏を数百メートルにわたり付きまとい行為をした疑い。
大津氏側は6月に被害届を提出。
立花氏側は撮影した映像を動画投稿サイトに投稿。10月28日現在も見ることが出きる。
捜査関係者によると、立花氏は「つきまとい行為は成立していない」などと否認しているという。
「みんなでつくる党」の前身は、2013年に立花氏が設立した「NHK受信料不払い党」。名称変更し、2023年3月に大津氏が党首を奪還したが、党の代表権や党資金などを巡って対立し、裁判沙汰になっていた。
立花被告はかつて、NHKの受信契約者の個人情報を不正に入手、その情報をネット上で拡散させる、とNHKを脅したとして、威力業務妨害罪などに問われていた。立花氏に東京地裁は2022年1月20日、懲役2年6月、執行猶予4年の判決を言い渡している。
〈立花孝志の逮捕は有りうるのか?〉
書類送検された後は、検察が被疑者を起訴するか、不起訴にするかを判断する。もしこれで起訴されて有罪となった場合、立花氏は執行猶予が無くなり、逮捕、実刑を受ける可能性が出てきた。付きまとい行為の最高刑は1年以下の懲役または100万円以下の罰金。これが懲役2年6月に加算されると懲役は約3年になる恐れも出てきた。
令和5年度の書類送検における起訴率は、法務省の統計によると約37.5%。これは、送検された事件のうち約37.5%が起訴に至ったことを意味する。果たして立花氏は、起訴か、不起訴か?
☆参考サイト☆
N党立花氏を書類送検 つきまとい容疑 警視庁
“つばさの党【黒川敦彦容疑者の元上司】)大津綾香【被告】を街中でたまたま見かけたので、録画しながら質問したら【脅迫だ】と言われて110番された!” を YouTube で見る
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