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IIA(インタラクティブ・インターネット・アクティビティー)とは?

一言でいうと、国際金融資本家などの権力者にとって都合の悪いことを言う
黒川のような者のネットでの配信は、人目に触れにくくなる。ということ

IIAとは、インターネット上で心理操作を行うために設計された
「情報操作ツール」であり、元米軍のITセキュリティ専門家
パトリック・バーギー氏が開発に関わったとされています。

IIAの目的は、特定の意見を持つグループに狙いを定め、ネット上の情報を
利用して考え方や行動に影響を与えることにあります。
具体的には、Twitter、Facebook、YouTubeなど、日々私たちがアクセスする主要なSNS
プラットフォームでの情報流通を操作し、特定の情報が目立つようにしたり、他の情報を隠したりする方法で意見形成を行います。

パトリック・バーギー氏によれば、かつてのプロパガンダは「チラシの配布」や「ラジオ放送」など
物理的な方法で行われていましたが、IIAはネットを舞台にし、より巧妙で一見してわかりにくい形で情報操作を行うのが特徴です。

バーギー氏はまた、IIAは「心理的な戦争ツール」であり、意見対立や社会分断を起こすことで
政治的・経済的に特定の勢力に有利な状況を生み出すことを狙っていると指摘しています。

IIAの具体的な操作方法
IIAの操作方法は多岐にわたりますが、大きく分けて3つの主要な操作が行われています。

情報の配置と目立たせ方の操作:

IIAの基本的な技術の一つは「特定の情報の目立たせ方」を操作することです。

たとえば、ネットの検索エンジンやSNSのアルゴリズムを利用して、ある
特定のニュース記事が検索結果の上位に表示されるようにしたり、リツイート数や
「いいね!」を自動的に増加させることで、あたかも「人気がある」ように見せかけたりします。

逆に、国際金融資本にとって都合が悪い情報や批判的な内容は、わざと
目立たない場所に配置されることもあります。こうして人々が目にする
情報を操作することで、特定の意見が「世間の常識」として受け入れられるように仕向けられるのです。

ターゲットごとの情報制御:

IIAは、ネットユーザーを保守派やリベラル派、またはその他の関心分野ごとに分類し
ターゲット層ごとに異なる情報を流すことで、意見の違いを煽ります。
たとえば、リベラル層には保守派に対する批判的な情報を大量に流し、一方で保守層にはリベラルの批判が目立つ情報を流します。
このようにして互いの理解や協力を妨げ、分断を深めることが目的です。

具体例として、選挙の際には支持層を明確に区分けし、それぞれに応じた
ニュースやキャンペーン広告を流して「味方と敵」という構図を鮮明にすることが行われます。

こうした操作が行われると、ユーザーはあたかも自分の意見が「社会の正義」
であるかのように感じやすくなり、逆に異なる意見に対する不寛容さが増す傾向にあります。

個人サイトやSNSをニュースメディアと同等に扱う:

IIAはまた、SNS上の個人の意見やブログ記事、無名のニュースサイトを公式なニュースと
同等の扱いにすることで、情報の信頼性が混乱するよう仕向けます。

この仕組みを利用することで、デマやフェイクニュースが事実と見なされやすくなり、公式ニュースでさえ信頼性が疑われる状況が生まれます。
結果として、何が「真実」で何が「偽り」かを判別することが難しくなり、混乱が広がります。

たとえば、政治に関する陰謀論がSNS上で広まった場合、多くの人がそれを信じて「真実」と認識することで
事実に基づいた意見や議論が軽視される危険性が出てきます。

IIAの仕組みは、信憑性のある情報と虚偽情報を故意に同等に見せることで、混乱と対立を生み出し、社会的な結束を弱めるように設計されています。

国際金融資本の思惑とIIAの活用
IIAが開発され、利用される背景には、国際金融資本と呼ばれる大規模な資本家集団の思惑が潜んでいるとされています。
彼らは、世界の金融システムを支配し、経済を通じて国々の政策や人々の生活に影響を及ぼす力を持っています。
IIAはそのツールとして利用され、以下のような形で影響を与えています。

特定の政治家や政策の支持・批判の操作:

国際金融資本にとって有利な政策を推進する政治家や政党が登場する場合、その支持を広めるためにIIAが活用されます。
たとえば、選挙期間中にその候補者に関するポジティブなニュースが大量に流され、同時に競争相手に関するネガティブな情報が広められます。

こうして世論が特定の方向へと誘導され、選挙結果にまで影響が及ぶことがあります。
逆に、金融資本にとって不都合な政策を掲げる政治家に対しては、IIAを用いて誤解を生むような報道やネガティブな印象操作が行われることがあります。
こうして、人々が特定の政策や候補者に否定的なイメージを持つようにしむけ、選挙結果が操作されることもあるのです。

国民の分断と対立の煽り:

IIAの影響の一つに、国民の意見の分断と対立の煽りが挙げられます。
国際金融資本が得意とするのは、異なる意見を持つ人々の間で争いを引き起こし、互いに攻撃し合うように仕向けることです。

たとえば、選挙の際には「保守派」と「リベラル派」の対立が増幅され
それぞれの陣営が互いを敵視するように情報操作が行われます。
こうすることで、国民が団結して何かを成し遂げることを防ぎ、支配層が
有利な立場に立ち続けることが可能になるのです。

国際金融資本は、こうした分断を利用して、社会的な不満や不安を特定の
方向に誘導し、政策決定に影響を与えることができると考えられます。
分断された国民は批判の矛先を自分たち同士に向けるため、金融資本が裏で操る状況には気づきにくくなるのです。

影響を避けるためにできること
IIAが存在する現代社会において、情報の影響から自分を守るためには、情報操作があることを理解し、自らの情報収集や判断において冷静さを保つことが不可欠です。

異なる視点を持つメディアにアクセスする:

IIAの操作から逃れるためには、情報源を多角的に選ぶことが重要です。
特定のメディアに偏らず、異なる立場の報道を読むことで、情報操作に対する感覚が養われます。
また、SNSのアルゴリズムによって興味のある記事だけが表示されることも多いため、敢えて別の
立場の意見に触れる習慣を持つと良いでしょう。

直接のコミュニケーションを重視する:

SNSやネットの情報は、しばしば誤解を招く要素が含まれます。
インターネットの外で人と直接会って話をすることは、誤解を解消し
冷静に物事を考える助けになります。

IIAはインターネット上で機能するため、ネットの外でのリアルなコミュニケーションを重視することが、影響を避ける一つの対策です。

IIAは現代の情報社会での「見えないプロパガンダ」として、我々の意見や
行動に影響を与える可能性があります。その存在を知り、冷静に情報を受け取る態度を持つことが
私たちの自由な意思を守るための第一歩と言えるでしょう。

つばさの党 黒川あつひこ

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