鈴木馨祐法務大臣(47歳)(自民党、衆院比例南関東)は2024年11月18日、2022年分(2023年公開)の所得報告書の訂正を衆院事務局に届けた。雑所得101万6857円の内訳に「顧問料」を追記した。従来は「講演料、出演料」としていた。
15日の記者会見において全国損害保険代理業政治連盟(東京)の顧問を務め「顧問料を受け取っていた事実はある」と認めており、これに合わせ修正した形。
顧問料がいくらか聞かれたが、明言を避け「法令に基づき適切に確定申告している」と述べるにとどめた。顧問就任自体も衆院に届けておらず、2022~2024年公開分の関連会社報告書を11日に追加提出していた。
〈さらに訂正 雑所得の内訳に「顧問料」も〉
11月28日には、2018年分(19年公開)の衆院議員所得報告書の訂正を衆院事務局に届けた。雑所得168万492円の内訳に「顧問料」を追記した。事務所によると、当時顧問を務めた東京都の企業から受け取っていた。
従来は「講演料、出演料」としていた。雑所得の金額自体は変更していない。
〈鈴木氏と統一教会〉
鈴木氏は2022年9月9日の自身のXで《旧統一教会との関係に関し事務所で調べた結果、先輩議員に要請され、また一般の若者が中心の会との説明を受け、2017年2月に関係団体の会合に一度出席しておりました》と告白。出席は1回だけだと弁明しても、旧統一教会との関係を認めた。
〈鈴木氏と裏金問題〉
2022年5月26日付け『しんぶん赤旗』によると鈴木氏自身が代表を務める政治団体『自民党神奈川県第7選挙区支部』の政治資金収支報告書(2021年分)で、6件で約66万円の寄付が不記載だった疑いがあると報じられた。
鈴木氏はこの問題を国会で追及されて不記載を事実と認め、『資金担当者が変わったタイミングでミスがあった』と釈明していた。
今回の衆院選で鈴木氏は神奈川7区から出馬して落選したが比例で復活当選、いわゆる国民に望まれていない『ゾンビ議員』と言えるものだ。
国民から「またやった。それ見たことか」「なんでゾンビ議員なのに法務大臣なの」との声が聞こえて来る。
参考サイト:さくらフィナンシャルニュースnote
この記事へのコメントはありません。