※ NBC長崎放送 記事を参照
「ペットボトル症候群」とは、清涼飲料水を大量に摂取することによって、血糖値が急上昇し、糖尿病のような状態になる健康リスクを指す。特に、炭酸飲料やスポーツドリンクなど、糖分を多く含む飲料が原因となることが多い。
この症状は、特に子どもや高齢者に注意が必要とされている。
主な症状
喉の渇き
ふらつき
腹痛
嘔吐
悪循環のメカニズム
ペットボトル症候群は、以下のような悪循環によって引き起こされる
- 喉が渇く
- 清涼飲料水を飲む
- さらに喉が渇く
このように、糖分の過剰摂取が体内のバランスを崩す原因となる。
特に、1か月以上にわたり1日1.5リットル以上の清涼飲料水を飲み続けると、発症リスクが高まってしまう。
糖分の摂取量
WHO(世界保健機関)は、1日の糖分摂取量を総カロリーの5%未満(成人で約25g)に抑えることを推奨している。
一般的に、500mlの清涼飲料水には30〜50gの糖が含まれており、1本で推奨量の1.5〜2倍を超えることがある。
特に子どもは、体が小さいため、さらに少ない糖分摂取が求められる。
健康的な飲み物への注意
スポーツドリンクや経口補水液も、状況に応じて注意が必要。
これらは本来、運動後や体液補給のために飲むべきだが、
家の中に居ながら単に喉が渇いたからといって飲むと、糖分や塩分の過剰摂取につながる可能性が高まる。
WHO(世界保健機関)は、ペットボトル症候群に特化した対策を直接提案しているわけではないが、
一般的な健康促進や糖分摂取の管理に関するガイドラインを提供している。
以下は、WHOが推奨する主な対策
糖分摂取の制限
WHOは、1日の総カロリーの5%未満(成人で約25g)に糖分摂取を抑えることを推奨している。これは、清涼飲料水やお菓子などの糖分の多い食品の摂取を減らすことを意味する。
水分補給の推奨
水や無糖のお茶を基本とし、清涼飲料水や甘い飲み物の摂取を控えることが重要。
特に、子どもや高齢者には、適切な水分補給を心がけるように指導されている。
健康教育
健康的な飲食習慣についての教育を通じて、特に子どもやその保護者に対して、清涼飲料水の過剰摂取のリスクを理解させることが重要。
食品ラベルの改善
食品や飲料のラベルに、糖分の含有量を明示することを推奨し、消費者が自分の摂取量を把握しやすくすることが重要。
政策の推進
政府や地域社会に対して、清涼飲料水の販売や広告に関する規制を強化することを提案している。
特に、子ども向けのマーケティングに対する規制が重要。
人工甘味料の危険性
世界の研究機関も人工甘味料の危険性についても触れている。
健康リスク:一部の研究では、人工甘味料が代謝に悪影響を及ぼし、肥満や糖尿病のリスクを高める可能性が示唆されている。
腸内フローラへの影響: 人工甘味料は腸内細菌のバランスを崩すことがあり、これが健康に悪影響を及ぼす可能性がある。
依存性: 甘味料の摂取が甘いものへの依存を助長し、結果的に過剰なカロリー摂取につながることがある。
人工甘味料の主なもの
サッカリン、スクラロース、アスパルテーム、アセスルファムカリウム、ネオテーム、アドバンテームなど
FDA(アメリカ食品医薬品局)米国FDAの アスパルテームの基準
体重1kgあたり50mg。体重が70kgの人が1日摂取しても安全な量は3,500 mg
人工甘味料の歴史 サパ
サパ
史上初めての人工甘味料は、古代ローマ帝国で用いられたサパ(sapa)
博物学者プリニウスが書き残した文書
「鉛の鍋で腐敗したワインかブドウ汁を煮詰めるとサパが得られる」とあり
これを加えれば料理に甘味がつき、ワインが日持ちするようになると書かれていた。
実はこの甘味成分は酢酸鉛でこの化合物は甘く殺菌作用がある。当時の料理のレシピにもたくさん載っていた。しかしサパは鉛化合物で有毒だったので、ローマ人が短命だったのはこれが影響した可能性も。
人工甘味料の歴史サッカリン
サッカリン
近代化学が初めて発見した甘い人工化合物はサッカリン。
1879年にジョンズホプキンス大学のRemsenとFahlbergが発見
彼らが実験を終え夜食の際、食事が異常に甘い味がすることに気づく。
彼らがその日の実験で作った化合物が原因であることを確認した。
らはよく手を洗わないで食事をしたため発見。19世紀にはまだ化学物質の
危険性がはっきり認識されていなかった。
ヨーロッパ最大の糖尿病の学会。欧州糖尿病学会の発表(2018年10月)
人工甘味料の継続的な摂取は、短期間で腸内細菌の環境を破壊して糖尿病の発症に大きく貢献する可能が示された。
体に役立つ良い腸内細菌群を減少(崩壊)させる。しかし体に「悪い」腸内細菌群は増加させる。
その結果、最悪の状態になってしまう。
2024年7月14日NHK ニュース
WHOの発表
アスパルテームに発がん性の可能性。
人工甘味料 甘さは砂糖の何倍?
アスパルテームは160~220倍
スクラロースは600倍
最新のネオテームは約7000~1万3000倍

海外のサイトでは
アスパルテームの液体で蟻やゴキブリが死亡。
どんなに甘くても逃げているという報道もあった。
9.11のときの、国防長官ラムズフェルド氏がアスパルテーム推進に
関与していたのをご存じですか?

サール薬品がアスパルテームを1960年代に偶然生み出した。
この人工甘味料は、1970年代に入って添加物として連邦食品医薬品局(FDA)に認定を申請。
1970年代、FDAは、この物質が脳細胞に有害で腫瘍やアルツハイマーなどを誘発させる可能性があるとして
認定を引き延していたのだが
サール薬品がラムズフェルド氏を、社長に迎え入れるとレーガン大統領を説得し
FDAの局長にラムズフェルド氏の影響力が及ぶ人物を就任させた。

その結果、アスパルテームは人工甘味料として直ちに認可された。
1985年にモンサントが、サールを買収すると公的研究機関に賄賂を贈り、
政治家への献金を実行し、独自のアスパルテーム無害論を提出。
強引に通してしまった。
アスパルテームを含む人工甘味料は果たして安心・安全なのでしょうか?
ボストン大学の大規模研究
2017年4月
人工甘味料入りの飲料水と脳卒中認知症について
アメリカ心臓協会が発行する医学誌「ストローク」に掲載
「人工甘味料が含まれている飲料が脳卒中と認知症の発症を3倍にする」
人工甘味料入りの飲料を飲む人は脳卒中になる率が 2.96倍
アルツハイマー病になる率が 2.89倍
2014年ネイチャーに掲載されていた論文
マウスと人に様々な人工甘味料を与えて腸内環境が、どのように変るのかを調べた実験
生後10週間のマウスにブドウ糖のグルコースを与えた場合とスクラロースやサッカリン
アスパルテームといった人工甘味料を与えた場合のそれぞれで11週間程度 比較実験。
人工甘味料を摂ったマウスほど甘いものを食べても、それを体が処理できず体の中に
溜まって、糖質を処理する能力が下がってしまう、グルコース不耐症が見られた。
最も影響が大きかったのはサッカリン。
2014年ネイチャーに掲載されていた論文②
7人の健康な男女に対しての実験
普段は人工甘味料を全く摂らない人達に一週間サッカリンを飲んでもらう
容量は体重1 kg 当たり5 mg。これがFDAが認めている安全ライン
7人中4人はグルコース不耐症のレベルが上がって腸内フローラの状態が悪化。
サッカリンを飲んでも腸内環境が影響を受けなかった3人の便を、
無菌のマウスの腸に移植する実験ではマウスは何の影響もなかった。
人工甘味料がもたらす害とは、腸内細菌にダメージを与え グルコース不耐症になり、
結果としてエネルギー代謝がおかしくなりメタボになったり糖尿病になる可能性がある。
危険性を語る論文はたくさんあるけれども、
ラムズフェルド氏のような権力者が強引に安心・安全と通してきたアスパルテームや他の人工甘味料。
ラムズフェルド氏や諸悪の根源モンサント社が絡んできたことからしても
本当に、安心・安全が担保されているとは思えない。
あなたは、この記事を読んで、どのように思いましたか?
参考記事:https://note.com/serene_canna4470/n/nde321994cb1b
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