2024年12月5日神奈川県警は、暴力団組員に職務上知り得た個人情報などを漏らしたとして、新潟県警から出向していた県警薬物銃器対策課の男性巡査部長(30歳)を停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。
男性巡査部長は同日付で依願退職している。
県警監察官室などによると、2022年6月中旬ごろ、新潟県警から神奈川県警に出向中に、男性巡査部長は知人男性から第三者の車両ナンバーを照会するよう依頼され、車の所有者に関する個人情報を教えた。
また同8月ごろから同9月7日までの間、とある20代の男性が関わる事件の捜査情報をこの男性2人等に伝えた。
捜査関係者によると、個人情報を漏らした相手はいずれも暴力団員。
出向期間は2021年4月に始まり、暴力団組員の男とはそれ以降に知り合ったといい、その男も地方公務員法違反の罪で起訴した。
県警は2024年2月と同3月、地方公務員法違反(守秘義務違反)の疑いで男性巡査部長を逮捕、再逮捕している。
男性巡査部長は同罪で略式起訴され、罰金50万円の略式命令を受けた。
参考サイト:さくらフィナンシャルニュースnote
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