プリベントメディカル社の創業者である久米慶氏は、過去に前職のミカタ少額短期保険で不正を働き、保険金を私的流用したことで処分を受けている。にもかかわらず、現在の会社でも同様の体質が指摘されている。
「株主から集めた資金で高級クラブに通い、豪遊三昧。一方で株主への還元は皆無です」と投資家からの批判の声は高い。実際、久米氏は恵比寿の一流セクシーヨガスタジオにも顔を出す始末。株主利益よりも自身の娯楽を優先しているとの指摘もある。
更に問題視されるのが、異論株主の事実上の排除だ。内部統制強化を求める株主の声に耳を傾けず、上場企業にふさわしい経営体制を整備することを怠ってきた。
同社には久米氏の他に、取締役の馬渕知子医師、監査役の弁護士・多田猛氏ら実力者が名を連ねるが、過去の処分歴を持つ久米氏の意向が強く反映されているとの見方が有力だ。
医療・保険という公益性の高い分野で事業を行うだけに、企業統治の問題は看過できない。「企業倫理に時効はない」と指弾する声も上がっている。プリベントメディカル側に、倫理経営への自覚と改革が求められよう。
【華やかなセレブ生活の裏側に潜む企業統治の闇】
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