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アイウェア店Zoff、レンズ販売再開 HOYA危機を受け

HOYAが受けた2024年3月30日のシステム障害による、レンズ供給の問題に関して、インターメスティックが運営するZoffは、
4月11日、一部の累進レンズ、くもり止めレンズ、スマホアシストレンズの取り扱いを再開したことを発表しました。
これはHOYAを含む複数のレンズメーカーとの話し合いにより、供給の見通しが立ったためです。ただ、HOYA自体からは出荷再開の正式な発表はまだありません。今回の不正アクセスによる可能性があるため、個別製品に関する情報は非公開にしている状況です。

HOYAのシステム障害は、Zoffを含む複数の眼鏡チェーンに影響を与えています。JINSでは、ブルーライトをカットするレンズなど6種類のレンズの販売が全店舗で停止しており、眼鏡市場も特注レンズの納期に遅れが出ている状況です。この問題は、HOYAのシステムに何者かがアクセスしたための障害が原因だと見られています。他のメーカーへの注文が集中しており、通常1週間の納期が2~3週間かかる状態になっているとのことです。このため、眼鏡市場全体においても、レンズの供給に関する問題が生じていると言えます。

HOYAのシステム復旧が遅れると、問題がさらに長期化する可能性がありますので、注意とともに顧客に対する早急な対応策が必要です。今回のHOYAの事例のように、システム障害や不正アクセスによる供給問題は、業界を狙った卑劣な犯行であることと同時に全体でのリスク管理と対策の強化を促す出来事とも言えるでしょう。

将来的には、こうした問題に迅速かつ効果的に対応できる体制を整えることが、業界にとっての重要な危機からの転換とも捉えられます。


参考サイト:
Zoff公式サイト
HOYA企業サイト

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