〈2万円あげるから遊ぼう〉
2025年2月3日東京地方裁判所は昨年8月、当時12歳の中学1年生の女子生徒を、東京・新宿区歌舞伎町のカラオケ店に誘い、性的暴行を加えた罪に問われている元衆議院議員の椎木保被告(58)に対し、懲役3年、執行猶予5年を言い渡した。
椎木被告は、2012年に日本維新の会から立候補して初当選、衆議院議員を2期務めていた経歴を持つ。
〈これまでの裁判で椎木被告は起訴内容を認めた〉FRIDAY記事によると⋯
動機について
「家出だと思い、放っておけないので声をかけた」
ドン・キホーテのアダルトグッズコーナーでローションを購入して、カラオケ店には偽名『イワタ』で入店した。
椎木被告は被害者について
「年齢以上に精神的にしっかりしていて、女性としての魅力があり、魔が差してしまった。あの時だけはそういう世界に入ってしまった」と、いつもの自分ではないと説明。
「女子生徒がグレープフルーツジュースを飲みたいと言って2杯注文しました。ドリンクが届いて、性交の流れになりました」
店員が入って来ないとなると椎木被告は豹変、狼のごとく襲いかかる。
「弱みにつけ込んで、性交できるという考えはあった」また、
「射精はしていません」とも述べた。
「2万円」と約束していたが椎木被告が未成年の女子生徒に渡したのは1万円だった。「タクシー代」として渡したつもり、と椎木被告。あくまで買春目的ではないとした。「(自分に)責任はある」という発言をしながらも、肝心な部分になると記憶を忘れるなどしていた。
一方、検察側は「被害者の判断能力の未熟さに乗じた卑劣かつ悪質な犯行だ」として、椎木被告に懲役5年を求刑。
村田千香子裁判長は判決理由で「被害者の未熟さに乗じた犯行は卑劣で、心身への影響も軽視できない」
と非難し、
一方で、元議員としての立場を悪用したものではないこと、謝罪や賠償金の支払いを済ませていることをあげ、執行猶予付き判決が相当とした。
参考サイト:さくらフィナンシャルニュースnote
「射精はしていません」トー横キッズに性的暴行の元衆院議員・椎木保被告が法廷で語った玉虫色の答弁
「弱みにつけこみ性交できる」女子中学生(当時12)に性的暴行の元衆議院議員・椎木保被告(58)に懲役3年・執行猶予5年の判決
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