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【公明党惨敗 代表副代表共に関西全議席失う 石井啓一落選を受けて公明党代表辞任へ】

2024年10月28日、衆院選選挙埼玉14区で、国民民主党の鈴木義弘氏(61歳)が当選を決め、公明党代表の石井啓一氏(66歳)の落選が決まった。
石井氏は9月28日にこれまで15年間務めた山口那津男氏(72歳)からほぼ交代する形で党代表に就任したばかり。

石井氏は衆議院当選10回で、党幹事長や国土交通相などを歴任。今回の選挙では比例選との重複立候補をせず、「士気が落ちる」と退路を断ち選挙戦に臨んだが、計6人が立候補した激戦区を制覇できなかった。

〈大阪4選挙区全て落選〉
公明党は、衆院選で候補者を擁立した大阪の4選挙区全てで議席を失うことが確実になった。

衆院選大阪3区は、公明党前職で党副代表を務める佐藤茂樹氏(65歳)が参院からくら替え出馬した日本維新の会新人の東徹氏(58歳)に敗れ、落選が確実になった。

大阪5区で公明前職の国重徹氏(49歳)の落選が確実になり日本維新の会の梅村聡氏が当選を決めた。
大阪6区は前職の伊佐進一氏(49歳)が、これも維新から送り込まれた新人西田薫氏(57歳)に破れ2012年以来の議席を失う。

大阪においては支持母体の創価学会が「常勝関西」と呼ばれる地盤を築いてきたが、それを維新が蹴破る形となった。公明候補が小選挙区で全敗するのは、旧民主党が政権交代を果たした2009年以来の事態になるという。

〈山本香苗の政教一致とも捉えられる発言がテレビ放映される〉
衆院選で大阪16区から立候補した公明党の山本香苗氏(53歳)の落選が決まった際山本氏は、この選挙の結果を受け有権者に謝罪したが、「創価学会同士の皆様、(大阪)16区の有権者の皆様」などと発言してしまい、視聴者に政教一致を晒す場面もあった。

〈石井代表辞任へ〉
公明党の石井啓一代表は10月28日の記者会見で、27日の衆院選で落選したことを受けて党代表を辞任する意向を示唆した。

〈裏金議員推薦した者の行方は?〉
公明党は10月16日の時点で自民を非公認になった12人を含む計46人の出馬した裏金議員のうち、76%にあたる35人を推薦したのだから国民の怒りの矛先が行くのも不思議ではない。

〜裏金議員推薦した者のうち35人は?〜
《当選した者15名》

稲田朋美(65歳/福井1区)
西村康稔(62歳/兵庫9区)無所属 
簗和生(42歳/栃木3区)
福田達夫(57歳/群馬4区)
柴山昌彦(58歳/埼玉8区)
松野博一(62歳/千葉3区)
宮下一郎(66歳/長野5区)
田畑裕明(51歳/富山1区)
小森卓郎(54歳/石川1区)
佐々木紀(50歳/石川2区)
根本幸典(59歳/愛知15区)
鈴木英敬(50歳/三重4区)
関芳弘(59歳/兵庫3区)
宮内秀樹(62歳/福岡4区)
加藤竜祥(44歳/長崎2区)

《落選した者20名》

三ツ林裕巳(69歳/埼玉13区)
和田義明(53歳/北海道5区)
木村次郎(56歳/青森3区)
藤原崇(41歳/岩手3区)
西村明宏(64歳/宮城3区)
亀岡偉民(69歳/福島1区)
大塚拓(51歳/埼玉9区)
山田美樹(50歳/東京1区)
義家弘介(53歳/神奈川16区)
高鳥修一(64歳/新潟5区)
若林健太(60歳/長野1区)
鈴木淳司(66歳/愛知7区)
青山周平(47歳/愛知12区)
中山泰秀(54歳/大阪14区)
加納陽之助(41歳/大阪10区)
宗清皇一(54歳/大阪13区)
谷川とむ(48歳/大阪19区)
井原巧(60歳/愛媛2区)
武田良太(56歳/福岡11区)
衛藤征士郎(83歳/大分2区)

〈聖教新聞だけは〉
10月28日聖教新聞だけが、『衆議院公明党 激戦突破相次ぐ』比例区、まずは14席獲得、と報じた。
参議院議員である西田実仁幹事長(62歳)は、「国民の厳しい声を真摯に受け止め公明党が与党の中で政治改革を強く主導していきたい」と述べるにとどまった。


また聖教新聞は、期日前投票が2095万人になり2021年の前回衆議院選よりも37万5610人増加したことについて、期日前投票が国民に定着したことを示した。

☆参考サイト☆
【公明党代表 石井啓一 建設一筋 給付金など従来の政策主張 自民党裏金議員推薦には触れず
【公明党 自民が蹴った裏金議員を推薦する世間ずれ 投票するリスクは社会悪】
公明、「常勝関西」崩壊へ 大阪4選挙区で全敗の公算大 衆院選
落選した公明党・石井代表、近く代表辞任を表明か…「代表を続けること困難」
自公惨敗、過半数割れ 石破首相、退陣を否定―立民躍進、維新伸びず・国民も大幅増【24衆院選】

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