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【極寒の東京都 2つの首長選挙 過去最低投票率で、組織票を持つ現職続投】

〈千代田区長選挙〉
2025年2月2日、寒波が東京を襲った。前日(1日)は最高気温が10度を上回る暖かさだったが、翌2日は最高気温3度と急激に冷え込み、投票率にかなり影響が出た。

この日、千代田区長選挙と西東京市長選挙が行われたが、いずれも投票率は過去最低を記録してしまっている。

千代田区長選では、小池百合子・東京都知事(72)の支援を受けた現職の樋口高顕氏(42)が再選を果たした。投票率はおよそ39.%、40%に満たなかった。前回の投票率は45%。

立候補者と得票数:
樋口高顕(42)(無所属・現職):10,703票
佐藤沙織里(35)(無所属・新人):6,474票
浜森香織(46)(無所属・新人):2,991票
新藤伸夫(75)(諸派・新人):157票
黒川敦彦(46)(諸派・新人):63票

投票率39.11%は、過去最低。

無効票は409票。

〈西東京市長選挙〉
また、西東京市長選でも、自民党と公明党の推薦を受けた現職の池沢隆史氏(65)が再選した。
この選挙も投票率が32%と低く、選挙戦は共産党新人を含む2人の候補者との争いだった。

池沢隆史(65)(無所属・現職、自民党・公明党推薦):37,171票
井手重美津子(60)(共産党・新人):11,092票
杉浦未来(28)(無所属・新人):6,171票

こちらの無効票数は866票

投票率が32.72%でこちらも過去最低であった。

〈自民党公明党『こうした保守勢力』の組織票〉
両選挙ともに保守系の現職候補が勝利した。千代田区では、談合事件などのスキャンダルが取り沙汰され、区役所の積算担当者が自死するという不穏な出来事もあったが、それでも小池都知事の影響力が再確認される選挙となった。

西東京市の選挙結果もまた、こうした自民党と公明党の保守勢力の連携が有権者に支持されていることを示したといえる。

一部の有権者は、政治状況が変わらない中で自民党や公明党『こうした保守勢力』への支持が続くことへの疑問を投げかける。

『こうした保守勢力』の強固な基盤が存在する限り、政治的変革を強く望む声も、日に日に増してくる。

参考サイト:さくらフィナンシャルニュースnote

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