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【邦人美容師、シンガポールで強姦罪鞭打ち20回と懲役刑約18年】

日本人で自称美容師のキタ・イッコウ受刑者(38歳)が2019年シンガポールで起こした強姦罪で起訴され、鞭打ち20回と懲役刑を求刑されました。

キタ受刑者は2024年7月1日にシンガポール高等裁判所で懲役17年6ヶ月と鞭打ち20回の判決を受けました。強姦による性的暴行、わいせつな動画撮影の罪状をそれぞれ1件ずつ認め、他の4件の罪状も考慮に入れた上での判決です。

アディット・アブドラ裁判長は判決文で
被害者が性行為に同意したという弁護側の主張を退け、キタ受刑者の行為を非難しました。

ライトハウス・ロー(Lighthouse Law)のエイドリアン・ウィー(Adrian Wee)氏とリネット・チャン(Lynette Chang)氏、フォーカス・ロー・エイジア(Focus Law Asia)の三好武弘弁護士は、依頼人のために11年から11年半の懲役と8回の杖打ちを求めていました。

ウィー氏は、依頼人キタ受刑者がクラーク・キーの周りを歩いているときに被害者と「いちゃついていた」
また被害者は依頼人キタ受刑者と『(性行為をしたいから)部屋に行きたいわ』」と会話を交わし被害者はキタ受刑者に名刺と電話番号を尋ね、キタ受刑者は名刺と電話番号を教えたとし、キタ受刑者がアパートに着いた時点で被害者は性行為を期待していたが、被害者がアパートに到着した時点で同意できなかったことを認めていると
明らかにしていました。

そして弁護人ウィー氏は、これがキタ氏にとって、ここに移住する前に住んでいたシンガポールと日本での初犯で連続常習犯ではないと付け加えました。

しかし
スルティ・ボッパナ(Sruthi Boppana)副検察官とジューン・ンギャン(June Ngian)副検察官は、被害者が泣き叫び、やめるよう繰り返し懇願したにもかかわらず、キタ受刑者は性的暴行を続け、なんとか逃げ延びたものの、挙句の果てに被害者は精神保健研究所で診察を受け、PTSDの特徴があると判定されました。

最終的にキタ受刑者は、17年6か月の懲役と20回の鞭打ちとの判決が下されました。

〜アディット・アブドラ裁判長の判決文〜

「あなたの弁護士の努力にもかかわらず、私は彼が主張するほど軽い量刑を課すよう説得されていません。あなたが被害者に対して行った暴行は残忍かつ残酷なものでした。被害者は傷つきやすく、明らかに酒に酔っており、自分の身の回りのこともできませんでした。犯罪の状況とあなたの刑事責任の重さを考えれば、量刑は妥当なものでした。罪は重く受け取りなさい。
しかしながら訴訟手続きに大幅な遅延があったという事実を考慮する必要があり、そのため検察が求めるほど重い刑を下してはいません。」

事件は以下です。
2019年シンガポールの人気スポットであるクラーク・キーで泥酔した大学生に遭遇した美容師のキタ受刑者は、被害者である彼女を家に連れ帰ろうとしました。

被害者は大学1年生でした。クラークキーのクラブに行く前に友人と飲んでいました。

二人は面識がありませんでしたが、キタ受刑者は被害者を背中から抱きしめました。被害者の友人の拒絶にも関わらず、2人は、友人の女性たちと一緒に歩き続けました。

被害者は倒れ自力で立つことができず、キタ受刑者が彼女を助け、最終的に彼女の友人とその場で別れました。

キタ受刑者は被害者と一緒にタクシーに乗り込み、運転手にアパートに向かうように頼み、午前3時45分頃にキタ受刑者の住むアパートに到着しました。

女性は自力で立つことができず、キタ受刑者は彼女をアパートのエレベーターまで助けたが、それは法廷文書には明記されていません。

キタ受刑者はエレベーターのロビーで女性に性的暴行を加え始め、自宅の寝室に連れていき暴行を続け、それを携帯電話で撮影し友人に送信し「セックスが良かった」とアピールしたということです。

女性は完全に意識を取り戻し、友人を呼びました。

キタ受刑者が暴行をやめたとき、彼女はよろめきながらアパートを飛び出し、友人が止めたタクシーで逃走した。彼女はその日のうちに警察に被害届を提出したそうです。

25分間に20歳の女子学生に複数のレイプ行為を行い、若い女性に永続的な心的外傷後ストレスの影響を残しました。痛ましい事件から何年も経った今も女性は心的外傷後ストレス症状に悩まされ続けています。

キタ受刑者は警察に被害届が提出されたその日に逮捕され、それ以来、差し戻されています。警察は彼の携帯電話を押収し、それぞれ24秒と40分の長さの2つの動画を発見しました。

〈シンガポールにおける実刑とは〉
シンガポールには、執行猶予の制度事態がありません。軽微な犯罪に対する反則金制度や少年事件の保護観察処分を除き原則的に起訴されます。

従って日本では初犯で実刑がつかないような万引き、痴漢、盗撮などでもシンガポールでは実刑になります。特に痴漢や盗撮の場合は氏名、年齢、顔写真、勤務先まで晒される事がよくあります。

シンガポールでは鞭打ち刑があります。

鞭打ち刑は主に刑罰としてマレーシアやシンガポールなどのイスラム国家で行われています。

鞭打ち刑は女性と51歳以上の男性には科すことが出来ません。
回数は一般男性だと24回以内。
少年の場合は10回以内。

使用される鞭はラタンという非常に頑丈な木材が使用されます。

1回打たれるだけで失神する受刑者もいて
失神したらまた次を待って、持ち越します。数回に分けて執行します。
公開でやることが多く、臀部をあらわにするなど恥ずかしさから再犯率が低いそうです。
また故意の殺人、大麻や麻薬所持、拳銃を使った強盗等は原則として死刑が適応されます。

SNSの反応は
●20回の鞭打ちは永久的な損傷を起こすんでしょうか?治療には半年から1年かかるんじゃないですかね?

●holly shit! くそったれが!

●厳罰な処罰を!私は日本人ですが国籍を問わず性犯罪は許さない!

●20回じゃ足りん

と鞭打ちのダメージに対するものや怒り心頭のコメントが中心でした。

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