ウクライナのゼレンスキー大統領が2024年10月16日、最高会議(国会)の演説で「ロシアによる侵略に北朝鮮が参戦している」と明言した。13日の声明でも「(北朝鮮からロシアへ)もはや武器だけでなく人が派遣されている」と指摘していた。
今年8月中旬、北朝鮮軍がロシア海軍の輸送船に乗り込み、本土に上陸する様子が写っている。
10月韓国の情報筋によると、北朝鮮軍のミサイル技術者が、ウクライナ東部で、ロシア軍のミサイル発射に立ち会ったとみられる情報を分析した。
韓国の国家情報院は、北朝鮮軍のミサイル技術者と推定される人物がウクライナのドネツク州近くで、ロシアの軍服姿でロシア軍人と撮ったという写真を公表。
撮影されたのは北朝鮮の短距離弾道ミサイルを発射する現場だったという。
このミサイル技術者の顔をAIで分析したところ、去年8月に金正恩総書記が戦術ミサイル生産工場を訪問した際に随行したミサイル技術者と事実上、同一人物だと判断したということだ。
国家情報院は「ウクライナに投入された北朝鮮のミサイル技術者は北朝鮮製ミサイルの発射を支援しているとみられる」と見ている。
ウクライナ文化情報省傘下の戦略コミュニケーション・情報安全保障センターは18日、ロシアのSergievsky訓練場で、ウクライナへの派兵に備え、北朝鮮兵がロシア国内の訓練場で装備品を受け取っているとする動画をSNSで公開した。およそ1万1000人の北朝鮮兵がウクライナで戦う準備ができているという。
迷彩服も色見から、ロシア軍のデジタルフローラ迷彩のようだという。
韓国国家情報院は1,500人の北朝鮮兵が既にロシア入りしていると報告している。
複数のウクライナメディアは、ロシア軍が北朝鮮人でつくる3千人規模の部隊を編成し、国境地帯に配備したと報じた。
北朝鮮兵のロシア軍での仕事の報酬は1人5万ドルが約束されているという。
見解としてはこうも言われている。北朝鮮の若者はみんな脱北したくて仕方ないから、ロシアに行ってウクライナに投降すれば脱北できると考えている。すでに18名が脱営してロシア軍が探しているとも情報が入っており、どちらに転んでも命がけの作戦である。
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