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【国民民主党が保守を捨てた日】

芸能ライター山本武彦です。本日の政治評論をお届します。

「山尾しおり、改憲の皮をかぶった壊憲で堂々政界復帰を目指す」

―これは保守への裏切りであり、国民民主党の終焉宣言だ。

2021年11月、自ら「仕事は菅野志桜里でいきたい」と発言し、通称使用に伴う負担の大きさを理由に「山尾しおり」という名前を封印したはずの人物が、2025年参院選ではその「負担大」な通称を引っ提げて政界復帰を図ろうとしている。

その復帰への舞台は国民民主党。
もはや笑うしかないだろう。

一体いつからこの党は、こんな厚顔無恥な人物を看板として担ぎ上げるようになったのか。かつて保守中道の受け皿と目された国民民主党は、いまやその理念のかけらすら見当たらない。

山尾氏がまとめたとされる憲法改正案に目を通したが、それは改憲ではなく、まぎれもない壊憲であった。

・同性婚の明文化による法的保障
・男女共同参画の国家目標化(アファーマティブアクションの推進)
・外国人の人権明記と、地方レベルでの外国人参政権容認

そして極めつけは「女系天皇」の容認を唯一解とまで断言している。

これが本当に憲法改正案なのか。
保守が命がけで守ってきた国のかたちを、根本から覆そうとしているだけではないか。

特に皇室の問題は、単なる制度論ではない。「万世一系」こそが、日本という国の連続性と正統性の象徴である。
それを「時代の流れ」などという軽薄な言葉で切って捨て、女系をもって「安定策」と言い張る姿勢は、憲政の重みも歴史の重みも理解していない。

過去には不倫スキャンダルで世間を騒がせ、その相手男性の妻が自死するという深刻な事態もあった。
それらに何ら説明も責任も果たさぬまま、ひょっこり表舞台に戻ってくる態度に、倫理のカケラすら見当たらない。

なぜこの人物を、今このタイミングで、わざわざ公認候補として引っ張り上げるのか。

国民民主党が彼女に公認を与えた流れには、不自然さすら感じる。

党代表の玉木雄一郎氏は、山尾氏の改憲案を「素晴らしい提言」と絶賛した。
だが、その提言に含まれているのは、保守層の信念を完全に否定する左派的価値観のオンパレードであった。

もはや、これは明確な裏切りだ。
国民民主党は、自ら保守を切り捨てた。
そしてその瞬間、こうして宣言されたのだ。

国民民主党は終わった、と。

政界は今、保守再編の胎動が始まりつつある。
その中で、国民民主党がとった選択は、「政権への現実的提案」ではなく、「有権者への信頼放棄」だった。

国民民主党にもはや未来はない。
あるのは、保守票の崩壊と有権者の見限りだけだ。


コラムニスト:芸能ライター山本武彦
過去に夕刊フジで六本木パパラッチ日記、週刊実話にて六本木黒服の芸能界裏fileを連載。2024年からXで政治評論シリーズを投稿中。

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