2024年、5月17日、東京15区衆議院議員補選において、根本りょうすけ候補(30)を立て、小池百合子都知事(72歳)や乙武洋匡(48歳)候補らに野次を飛ばし、太鼓を叩くなどの行為が問題となった政治団体『つばさの党』(代表黒川あつひこ46歳)3名の党員が逮捕され勾留、7ヶ月が経過し保釈となった。
今年7月11日、東京都中央区警察に勾留されていた『つばさの党』党員杉田勇人氏(39歳)。自ら創価学会被害者であり創価学会撲滅党党首でもある。
問題となったのは杉田氏を担当した、中央警察の巡査長。4班の班長だ。年齢は40代位の働きざかりだ。
猛暑の夕方5時半ごろ、杉田氏が耳にしたのは警察官が留置人と交わしている無駄話であった。
「以前扱った盗撮事件で、被疑者の調書を見て(Tバックに白いスカート)それを思い出しながらセンズリした。」
他にも「盗撮は警察官なので駄目だが、駅のエスカレーターで自分の前に立った女性の後ろ姿をスマホを見るふりをして観察している。」という発言があった。
〈警察官と留置人との私語は、慎まれている!〉
こうした規制は、警察官による不適切な行為(脅迫や情報の取引など)を防止し、留置人の人権を保護することを目的としている。また留置施設における警察官と留置人のコミュニケーションは、公務に関連する内容に限定されるべきとされている。
杉田氏は「お前、どういうつもりで警察官やっているんだよ!説明しろよ!」
と大声で問い詰めた。
そこで対象職員、警部補、警部を交え3名で杉田氏を尋問。
杉田氏によると巡査長が話していた内容は以下の通りである。
「当該巡査長が宿直時間中にトイレで抜いた。」
「新宿の本番行為ができる風俗店を詳しく聞いていた」
「高輪署にいる時に屋上で女性職員に告白したがフラれ、逆にセクハラで訴えられたが課長にもみ消して貰った」
「職質するときは好みの女性に声をかける」
「違法ダウンロードした動画を携帯に入れている」
等々、これらの話の内容が杉田氏に筒抜けだったという。
杉田氏「おそらくあの会話の内容だと、盗撮とかやっていそうなので携帯を調べた方がいい」
この報告を受けて、中央署はこの巡査長を尋問した。
19日朝、杉田氏は再び申し出る。
「好みの女性を狙って職質するのは警察官職務執行法に接触するのではないか」
「違法ダウンロードの証拠が隠滅されてしまうからすぐに動いた方が良い」
「今日また班長として来るんでしょ?来たら『おい犯罪者!』って呼んじゃいますよ」
「何もしないなら告発状を作成して提出するぞ」
後日杉田氏によれば、該当の巡査長はその日以降現れなくなったという。杉田氏担当からは完全に外れていた。
「中央署の職員には良くしてもらっているので係長・代理に話しました。あんな人は外で被害者と接するような仕事はダメ。」と、のち杉田氏は語っている。
後日さくらフィナンシャルニュースはこのことについて中央署に取材を行った。
「7月19日の、杉田勇人さんの事案について伺いたいんですが」
「…班長さんね…」(中央署には未だ勤務しているのだろうか?)
こういう質問は署では受け付けないということで、広報担当に質問したが、その返事は
「個別 具体的な事案に関しては、その有無も含めてお答えは差し控えて頂きます。」
つまり
一切合切質問には答えられないということだが、このような不祥事極まりない警察官がいた事実は修正できない。
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参考サイト:さくらフィナンシャルニュースnote
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