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選挙ポスターに品位を求める規定が成立 参議院適用 与野党合意

2025年3月26日、選挙ポスターに品位を求める規定などを新設する改正公職選挙法が参議院本会議で可決し、成立した。

この改正は、選挙運動におけるポスターの内容に「品位」を求める新たな規定を設けるもので、選挙戦の健全化と有権者への適切な情報提供を目的としている。

その背景には近年、選挙ポスターをめぐる問題が表面化していた実態がある。過激な表現や他候補への誹謗中傷、さらには営利目的の広告が掲載されたポスターが散見され、選挙の公平性や公共の秩序を損なうとの批判が高まっていた。

〈「共同親権を求める活動家・羽田ゆきまさこと金村誠氏、名誉毀損ポスターで逮捕〉
2023年には共同親権運動の活動家である通称羽田ゆきまさこと金村誠氏が、自身の選挙ポスターについて名誉毀損に問われ東京拘置所に勾留されていると、8月3日、共同親権運動のメルマガにより報じられた。
選挙ポスターに「DV妻」などと記載し、妻と思われる顔写真を掲載したこと等が問題になったことがあった。

〈東京都知事選にて「ほぼ全裸の女性」「立候補しない格闘家」「飼い犬」「大津あやかさんお金返して」など私的なメッセージもある異色ポスター続々掲出〉
2024年東京都知事選(7月7日投開票)で話題をさらったのはNHKから国民を守る党。
公職選挙法に明確な禁止規定がないことに着目し、『表現の自由』の範囲に挑戦した。
ただ有権者らは、立候補していない人物のポスターを見せられて戸惑いを隠しきれなかった。

このような状況を受け、自民党や立憲民主党などの主要政党は、選挙ポスターの規制強化に向けた方針で合意。
2024年12月には、自民党と公明党が公職選挙法改正の方針を打ち出し、2025年の通常国会での成立を目指して準備を進めてきた。

その結果、2025年2月に衆議院特別委員会で可決された法案が、参議院本会議で賛成多数により成立した。

改正の主な内容

・品位を損なう内容の禁止
選挙ポスターに、他者の名誉を毀損する内容や、善良な風俗を害する表現を記載することを禁止。
過度に攻撃的な文言や、不適切な画像の使用が制限される。

・営利目的の記載の禁止
特定の商品やサービスの広告、営業に関する宣伝をポスターに掲載することを禁止。
選挙運動が商業目的に利用されるのを防ぐ狙いがある。

・罰則の強化
新たな規制に違反した場合、罰金などの罰則を科すことが明記された。具体的には、違反者に対し100万円以下の罰金が科される。

〈適用開始時期〉
この改正は、2025年6月に予定される東京都議会議員選挙や、7月までに実施される第27回参議院議員通常選挙から適用される予定。

〈法案への反対意見〉
法案は、自民党、立憲民主党、公明党などの賛成多数で可決されたが、一部の政党は反対の立場を取った。
特に、れいわ新選組やNHKから国民を守る党は、『品位』という基準が曖昧であり、判断基準やその運用方法が不明確であると指摘した。権力側が恣意的に解釈すれば、表現の自由が制限される恐れがあると懸念を示す。

また、選挙管理委員会などの関係機関は、「品位」の基準を具体的に示すガイドラインを作成する役割を担うことになっており、その運用が注目されている。表現の自由とのバランスをどのように取るか、違反の判断が主観的にならないよう、透明性のあるプロセスを確立できるかが鍵となる。

さらに、インターネットやSNSでの選挙運動が主流になりつつある中、ポスター規制だけでは不十分だと指摘する声もあり、今後さらなる法改正に向けた議論が予想される。2025年6月の都議選や7月の参院選が、この改正の試金石となることは間違いない。

〈二馬力選挙への対策も「必要な措置を講じる」〉
また、2025年2月16日の報道によれば、与野党はSNSでの虚偽情報の拡散や、他候補の応援を目的とする『二馬力選挙』への対応を検討しており、これらの課題に対処するため、公職選挙法改正案の付則に「必要な措置を講じる」との文言を盛り込む方向で調整している。

今回の改正法は、与野党7会派が共同提出したものであり、今後の運用次第ではさらなる修正や追加の議論が行われる可能性がある。

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品位損なう選挙ポスター禁止 改正公職選挙法 参院本会議で成立
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250326/k10014760991000.html

選挙運動用ポスターに品位求める改正公選法、参院本会議で可決・成立…6月都議選や参院選に適用へ
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20250326-OYT1T50165/

ポスター品位保持、参院選適用 広告に罰金、改正公選法成立
https://www.jiji.com/sp/article?k=2025032600180&g=pol

破れば処罰の選挙ポスターで妻を中傷、49歳男に有罪判決…東京地裁「非常に悪質」
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231207-OYT1T50213/

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