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無期懲役服役中の男、再び殺人罪で起訴 18年前の女児刺殺事件

無職の勝田州彦被告(46)が、18年前に兵庫県加古川市で発生した小学2年生の女児刺殺事件で、殺人罪で起訴された。勝田被告は既に2004年に岡山県津山市で小学3年生の女児を殺害した事件で無期懲役を言い渡されており、服役中だった。

今回の事件は、2007年10月16日午後6時ごろ、加古川市内の小学2年生の女児(当時7歳)が自宅前でクラフトナイフで胸などを刺され、失血死したもの。また、2006年9月28日には、たつの市で小学4年生の女児(当時9歳)が帰宅途中にナイフで複数回刺され、全治2カ月の重傷を負った事件も勝田被告の関与が疑われていた。

勝田被告は、2023年に津山市の事件で無期懲役が確定し服役中だったが、兵庫県警は2024年5月から加古川市とたつの市の事件について捜査を開始。被告は当初、関与を否定していたが、後に「女児をナイフで刺した」と供述した。2024年11月にたつの市の事件で逮捕され、続いて加古川市の事件でも再逮捕された。

神戸地検は、被告の刑事責任能力を確認するため、2024年12月から約3カ月間の鑑定留置を実施した。今月14日に鑑定が終了し、責任能力を問えると判断したため、19日に殺人罪と殺人未遂罪で起訴した。被告の認否は明らかにされていない。

事件から18年が経過し、ようやく起訴に至ったことについて、遺族は「裁判で真実が明らかになってほしい」とコメントした。長年の未解決事件がようやく法廷で裁かれることへの期待とともに、事件の全容解明を求めている。

勝田被告は既に無期懲役で服役中であり、今回の事件でも有罪判決が下されれば、さらなる刑が加算される可能性が高い。今後の裁判では、被告の動機や事件の詳細が明らかになることが期待される。

参考サイト:
さくらフィナンシャルニュースnote
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