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アメリカの現状を解説。 ゾンビタウン。格差の広がり。万引きし放題。アメリカに憧れますか?

1移民政策と生活支援
ニューヨーク市長エリック・アダムスが主導する新しい移民支援プログラムは
不法移民に対しても制限なく経済支援を提供するもので、IDチェックや不正管理の体制を設けず
1万ドルが入ったデビットカードを支給する計画。

4週ごとの再支給も予定されており、この制度は今後実現する可能性が高いと見られています。
この政策により、ニューヨークは「聖域都市」として
不法移民も含めた幅広い受け入れ体制を整えており、人道的支援を進める
一方で、不法移民に対する公的支援の是非やその財政負担に関する懸念も
指摘されています。

2刑務所の民営化と営利構造
アメリカでは刑務所運営が営利目的で行われ、コアシビック(CXW)や
ジオグループ(GEO)といった民営刑務所運営会社が上場企業として
存在しています。これらの企業は不動産REIT(不動産投資信託)として
運営され、株式市場で取引されています。

2016年トランプ政権の発足後、不法移民収容所の増加が見込まれ、CXWやGEOの株価は急騰しました。
刑務所ビジネスの営利化は「囚人を収容することで利益を上げる」という構造上
収監者の人権や刑務所の運営方針に関して批判を呼んでいます。

さらに、ロビンフッド・マーケッツなどの株取引アプリが介入することで、刑務所運営がさらに投機的な対象となり
倫理的な問題も浮き彫りになっています。

3犯罪および治安の悪化
カリフォルニア州では、民主党政権下で「提案47安全な近隣と学校法」が
可決され、950ドル以下の万引きや詐欺、違法薬物の自己使用が軽犯罪に
分類されました。この結果、店舗での万引きが増加し、店側が犯人を力で
制止しようとすると、過剰防衛や武力行使とみなされて民事訴訟を受ける
リスクもあります。

警備員がいても強制的に取り締まることが難しく、警察の予算削減や黒人の不当逮捕問題により
警察に対する厳しい監視の目が強まり、治安維持がさらに難しい状況となっています。
警察官の人員不足が続き、犯罪に対する即時対応が困難となり、治安の悪化が顕著です。

4軽犯罪者への対処の甘さ
アメリカでは、軽犯罪で逮捕されたとしても厳格な対処が行われない
ケースが増えています。万引きの犯人が現行犯逮捕された場合でも
単に出頭命令書が渡されるだけで、実際には出頭しないことが多いとされています。

また、アマゾンなどで注文した配達物が玄関先から盗まれるケースが頻発しており
被害者側が「自己責任」として備えるべきだとの風潮が広がっています。

サンフランシスコでは、車上荒らしに遭った場合でも被害者側に
責任を求める声があるなど、軽犯罪に対する対応が社会全体で甘くなっている状況です。

5保釈制度の問題点
ニューヨーク州の改正保釈法では、暴力行為以外の犯罪で逮捕された人が
留置所に入ることなくすぐに保釈され、足首に電子モニターをつけた状態で裁判の日を迎えます。

しかし、保釈後すぐに再犯するケースが相次いでおり、非暴力犯罪が増加する一因となっています。
この制度により、暴力や殺人以外の犯罪では実質的に自由が保障されるような形となり、ニューヨークは軽犯罪が多発する
無法地帯化しているという批判も出ています。

6アメリカにおける薬物依存の状況
とりわけフェンタニルの危険性について以下の通りまとめます。

フィラデルフィアの「ゾンビ・タウン」化
フィラデルフィアのケンジントン通りは、かつて製造業が盛んで雇用の
機会に溢れていましたが、現在は薬物中毒者や密売人が集まる
「ゾンビ・タウン」となっています。

路上や公共の場で堂々と薬物を摂取する光景が日常化しており、支援団体から毎年約300万本の清潔な注射器が配布されているほどです

フェンタニルの危険性
フェンタニルは1959年にベルギーの製薬会社が末期がん患者の痛みを和らげるために開発した強力な鎮痛剤で
その効力はモルヒネの50~100倍に達します。

しかし、現在では違法製造されたフェンタニルが「ゾンビドラッグ」として出回り
使用者を衰弱させるだけでなく、致死的な影響をもたらしています

致死量と過剰摂取による死者の増加
フェンタニルの致死量はわずか2~3ミリグラムと極めて少量で、ヘロインの致死量である3グラムと比較してもその危険性が際立っています。
2021年にはアメリカで薬物過剰摂取による死者が10万7000人に達し
そのうち約3分の2がフェンタニルによるものでした。

18歳から49歳までの死亡原因としてもフェンタニル中毒が1位となって
おり、7分に1人が死亡している計算です

違法製造と規制の甘さ
フェンタニルは、特許切れにより複数の製薬会社が安価に製造しており
その危険性が十分に認知されないまま広く処方されています。

違法製造されたフェンタニルは成分が不正確であり、致死量を超える成分を含むケースが多々あります。
アメリカ国内では、違法製造されたフェンタニルの40%に
致死量を超える成分が含まれていたとの報告もあります

国際的な供給ルート
フェンタニルの原料は主に中国のケミカル企業からメキシコ経由でアメリカに輸出されています。
メキシコの麻薬組織が流通を担い、中国から供給された原料を使って製造されることで、アメリカ国内に広まっています。
アメリカ司法省は2023年、中国の企業や個人に対してフェンタニルの密造に関わったとして起訴しました

新たな脅威と社会的影響
フェンタニルは単に薬物依存の問題を引き起こすだけでなく、致死量が
ごく少量であるため、意図しない中毒事故も多発しています。

ヘロインの致死量は 3g
フェンタニル 致死量は2mmg~3mmg

2022年には、1ドル札に付着していたフェンタニルで全身麻痺やショック死を引き起こすケースもあり
テロリストがドアノブに塗るなどの使用例も指摘されています。

また、フェンタニルを菓子の形状にすることで若者を
依存させ、長期的に儲けようとする悪質な手口も見られます

フェンタニル依存とその蔓延は、アメリカ社会において深刻な健康問題と
治安問題を引き起こしており、国際的な供給ルートも含めて対策が急務です。

アメリカの株が好調!S&P500がすごい!アメリカ万歳!などアメリカ経済の好調のニュース報道ばかりがされていますが
現実的なアメリカの現状は報道されていません。

これを読んでみて、あなたはどう思いますか?

 つばさの党 黒川あつひこの運営する
チャンネルつばさ」で動画でも詳しく解説していますので
こちらの動画もぜひご覧ください

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YouTube
アメリカの現状を解説。ゾンビタウン。格差の広がり。万引きし放題。
https://www.youtube.com/watch?v=fFP4fuG1VQE

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