都議会議員選挙が迫る今、問われるのは各政党の「中身」だ。今回は維新の実態に迫る。
大阪万博・IR(カジノ)誘致・パソナ利権をめぐる裏側を徹底解説する。
万博は「維新主導」だった
大阪万博の表向きの主催は大阪府・大阪市だが、いずれも維新系首長のもとで誘致が進められた。
維新はIR構想とセットで夢洲再開発を進め、万博を経済成長の目玉にしようとしたが、その実態は「失敗した一発花火」に過ぎない。
万博の失敗:青天井の税金バラマキ
- 会場建設費:1,250億円 → 2,350億円に倍増
- インフラ整備費:さらに数千億円規模に
- 夢洲:地盤改良・土壌汚染対策に巨額コスト
- 期待された2.7兆円の経済効果:根拠は曖昧、長期的リターンはゼロ
イベント終了後に残るのは赤字と維持費。中小企業や住民には何の恩恵もなく、恩恵を受けるのはゼネコンや広告代理店ばかり。
万博はカジノ誘致の前座だった
夢洲はIR(統合型リゾート)予定地。
万博名義で国と自治体がインフラを整備し、終了後にカジノ企業が“ただ乗り”で開発する構図。
- 表向き:未来の国際イベント
- 実態:カジノ利権への利益誘導
- 夢洲=IR区域と大阪市・大阪府が公式に名言済み
維新は「カジノ反対」の声を避けるため、万博を前面に出し、“正当化”してきた。
カジノ誘致の危険性
- 犯罪・ぼったくり・暴力事件の増加(海外の事例でも確認済み)
- 反社や外国勢力による資金洗浄の温床
- ギャンブル依存症 → 家庭崩壊・生活保護の増加
- 地元商店街には客が流れず、恩恵なし
- 結果:社会的コストは税収をはるかに上回る
誰が得をするのか?
- ゼネコン:建設費の膨張で莫大な利益
- 広告代理店(電通・博報堂など):イベント予算の独占
- IR企業:整備済み土地を“ほぼタダ同然”で取得
- 政治家・官僚:票・献金・天下りポストを確保
公共財で私腹を肥やす構造が、維新によって加速されている。
「改革」の看板に隠された利権
維新は「身を切る改革」「税金の無駄削減」を掲げるが、実態は真逆。
- パソナへの外注利権
- 公務員削減 → 民間委託 → 派遣利権拡大
- 行政の非正規化・弱体化
- 小泉構造改革の再来=竹中平蔵イズム
維新は「古い利権を壊す」のではなく、「自分たちの新しい利権」を築いているに過ぎない。
外国人政策のダブルスタンダード
- 国会では「外国人の生活保護は不要」と主張
- 一方、地方では中華街構想や外国人観光客・労働者の誘致を推進
- 結果:治安悪化・文化摩擦・福祉予算の圧迫
外国人を呼び込んで生活保護が増加し、その生活保護を批判する──
維新の政策は完全に破綻している。
維新=自民党の“別働部隊”
維新の中身は小泉政権の“再来”である。
- 竹中平蔵が設計
- 小泉構造改革の路線と完全一致
- 自民党改憲派と政策的に親和性が高い
- 「ガス抜き用の偽装改革政党」
立憲民主党が「リベラルの皮をかぶったガス抜き政党」であるように、
維新も「改革の皮をかぶった新自由主義の実行部隊」に過ぎない。
103万円の壁を“潰した”維新
- 国民民主:103万円→180万円へ引き上げ(所得制限なし)を提案
- 維新:潰した
- 理由:教育無償化を優先し、国民の実利を切り捨て
庶民の生活支援より、政党アピールを優先した維新。
これが「改革政党」の正体である。
結論:維新は改革詐欺政党である
維新は自民党と同じ穴のムジナ。
大阪万博・カジノ誘致・パソナ利権──すべてが**「税金を使った利権の再構築」**だ。
- 庶民支援より、企業支援
- 公共事業は“民間の金儲けの手段”
- 政策の中身は常に「今だけ金だけ自分だけ」
都議会議員選挙では「中身」を見よ
維新=改革ではない。維新=利権である。
テレビや吉本芸人に騙されるな。
表向きのスローガンの裏で、あなたの税金が「誰の懐に入っているのか」――その本質を見抜いて投票してほしい。
コラムニスト:根本 良輔(ねもと りょうすけ、1994年6月21日)
東京都練馬区出身。くりのみ保育園、大泉南小学校、大泉第二中学校卒業。石神井高校、芝浦工業大学を卒業後、東京大学大学院へ進学し(のち中退)、電気工学の研究に従事する。会社経営者、政治活動家、つばさの党幹事長。二児の父。
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