小学館が5月15日に発表したところによると
作家の佐藤愛子(さとう・あいこ)氏が2026年4月29日、老衰のため東京都内の施設で亡くなった。
102歳だった。
葬儀は近親者のみで執り行われた。尚遺志によりお別れの会は行わないという。
娘の杉山響子さんと孫の杉山桃子さんはコメントで、
「佐藤愛子は令和8年4月29日の昭和の日に永眠いたしました。大正から昭和、平成、令和を駆け抜けるように生きました。
最期の瞬間は疲れ切った表情ながらも、布団の下でつないだ手を力強く握り返してくれました。わがまま放題、天衣無縫に生き抜いた102年でした。
最後まで多くの方に声援を頂いた102年でした。こんな幸せな人生はないと思います。『本当にありがたいねえ』本人の最後の言葉です」と語った。
(sanspo.comより抜粋)
杉山さんとは2人で毎年コスプレをした画像を年賀状にして送るなど、茶目っ気たっぷりの素顔も覗かせていた。
佐藤愛子とはどんな作家だったのか?もっと深堀り「人生は理不尽」佐藤愛子文学の特徴に生い立ちと家系が関係
佐藤氏は1923年11月5日、大阪府大阪市に生まれる。
父は大衆作家の佐藤紅緑、大正〜昭和初期に人気だった大衆文学作家だった。
母は女優の三笠万里子、異母兄に詩人のサトウハチローという文学・芸能一家に育った。
だが、家庭はかなり破天荒。
父紅緑は豪快な浪費家で女性関係も派手だった。金銭感覚が滅茶苦茶という環境で育つ。
父親への「ダメ男への観察眼」が、後年の作品にかなり影響していく。
甲南高等女学校卒業後、波乱の人生を送る。
太平洋戦争を青春期に経験しており戦中戦後の混乱を直に見ている世代である。
結婚・離婚・借金地獄
1943年12月、最初の結婚で夫はモルヒネ中毒で早世。若くして未亡人に。
再婚相手は出版社関係者だったが、これが大変な苦労の始まりに。
事業が失敗し借金、生活苦、家庭不和に巻き込まれる。
結局、彼女は自分で働き、書いて、家計を支え続けた。
1950年に『青い果実』でデビュー。
この頃の経験が後の代表的エッセイ群につながる。
1969年に夫との離婚や借金問題など私生活の苦闘を描いた『戦いすんで日が暮れて』で第61回直木賞を受賞。
日本の女流小説家作品において、男のエゴを軽快な筆致で暴く作風の第一人者として1つのジャンルを築いた。
ほぼ自身の家族をモデルにした大河小説『血脈』(1989-2000年)は、佐藤家3代の凄絶な生き様を克明に描き、菊池寛賞を受賞。
父や兄の破天荒な人生も織り交ぜ、家族の血脈がもたらす喜びと苦しみが壮大に書かれている。
「才能と狂気は紙一重」
「家族は愛だけでは成り立たない」
と、戦後日本の急激な社会変化の中で揺らぐ自身の家族像を克明に表した作品である。
また彼女の文章には、
理想論を信用しない、
人間は結局欲と弱さで動く、
正義を振りかざす人間ほど危ない、
などがテーマとして存在する。
ただし完全な悲観主義というわけではなく、
「それでも人間っておかしいな、滑稽だな」
という、かなりシニカルな視点がある。
その他の作品
『ソクラテスの妻』(1963年)、
『花はくれない 小説 佐藤紅緑』(1967年)、『女優万里子』(1974年)、
晩年の長編『晩鐘』(2014年、紫式部文学賞)
などこの他にも話題作品を発表した。
後期はエッセイが主流となる
後期はエッセイストとして人気を博した。2016年に刊行した『九十歳。何がめでたい』(小学館)は、老いの身体的衰えや世相への辛辣な批判をユーモアたっぷりに綴り、累計売上117万部超のベストセラーとなった。
後に映画化され、草笛光子主演で公開された。
続編『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』(2021年)でも、衰えながらも書き続ける自身の姿を「マグロ」に例え、人生の機微を軽やかに描いた。
近刊には『ぼけていく私』(2026年4月、文藝春秋)など、100歳を超えても精力的に執筆を続けた。
(bookmeter.com)
100歳を過ぎても「忘れることは、死に支度」と語り、最期まで筆を折ることをやめなかった。
佐藤愛子さん死去、102歳 「血脈」「九十歳。何がめでたい」
https://www.jiji.com/sp/article?k=2026051500385&g=soc
佐藤愛子さん、102歳で死去 最後の言葉は「本当にありがたいねえ」 娘と孫が明かす
『徹子の部屋』にて追悼・佐藤愛子さん特集 愛子さんの書斎拝見。部屋の様子、父から受け継いだペーパーウェイト、愛用の万年筆「ここに座ると、書かずにはいられないのです」
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/fujinkoron/life/fujinkoron-22313?page=2
徹子の部屋 放送内容変更で佐藤愛子さん緊急追悼 過去出演回を再放送「謹んでお悔やみ申し上げます」
https://news.yahoo.co.jp/articles/de2ff1acbbd3ff348ee8bc37060a67f75ad2275d
【追悼】「寝ている状態から目が開いて…」102歳で逝去、佐藤愛子さんの娘・響子さんが明かす“最期の様子”
https://bunshun.jp/articles/-/88739?page=1
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