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熊本県八代市の市議成松由紀夫『復興泥棒171億円』 庁舎建設の入札で建設会社から6000万円受領容疑「不正があるなら警察に捕まってますって」…で逮捕

熊本地震で被災した八代市の新庁舎建設までの利権を蝕んだその実態とは

元力士で三保ヶ関部屋に所属し最高位は幕下。四股名は成松勇起夫でもある、「八代市議会のドン」成松由紀夫(54)が2026年5月7日にあっせん収賄容疑で熊本県警に逮捕された。

八代市内の建設会社「園川組」代表取締役園川忠助(61)、元市議松浦輝幸(84)も共に逮捕された。

これまでの警察の調べに容疑者3人とも容疑を否認している。

その中身、まず入札がそもそもおかしいのだ。

落札率99.9%で応札は前田1社だけ???

2019年6月、入札参加業者を選定するための評価基準案を、当時の副市長に副市長室で渡した疑いがあることが5月12日、捜査関係者への取材で分かった。

しかもその評価基準は落札した前田建設工業が作ったものを成松容疑者が市に黙って情報を吸わせていた。

しかも前田建設は八代市に営業すら来たことがなかったといわれている。

担当課長によると「一度も営業に来たことがなかった」という。

別の職員も「全然知らないゼネコンだった」

その知らないゼネコンが評価基準案を作り、市職員に手渡された。うろたえる職員に

「天から降ってきた。一言一句変えるな!」

と成松容疑者は有無を言わせぬ口調でこう告げたのであった。

報道によると、園川容疑者が2016年頃、前田建設工業の九州支店側に「八代で新庁舎の工事がある」「新庁舎建設に影響力を持った議員がいる」と成松由紀夫市議(54)を紹介したとされている。

職員は「怖くて手が震えた」と百条委員会で証言した

元市幹部が「どう喝されたこともあった。指示は断ることができなかった」と証言している通り、パワハラが行われた。

「利益が見込めない」弱気な前田建設に「受注後なんとかする」と成松容疑者

ただし、これらは関係者による後年の証言に基づくものであり、当時実際にどのようなやり取りが行われていたのか、現時点で断定はできない。

落札後もっと金を、とせびられ

成松容疑者が自分の実家のちゃんこ店『ちゃんこ無双』で市職員に「10億から11億足りない」などと言い増額を要求したという。

結果118億円の受注額は約130億円に膨張 約12億の水増し請求額 職員「これが公になれば八代市はひっくり返ると思った」必殺!復興金泥棒は汚職のために動く

成松容疑者には必殺技『裏レク』という武器があった。八代市独自の非公式な事前説明制度を意味する。

2013年9月に自民党・公明党の推薦で初当選した中村博生前市長(67)の指示で始まった制度であるが、各部長が重要案件を自民党市議団幹部に事前説明する場で事実上の「議員決裁」機能を持っていた。

団長らの了解がないと市長に決裁を上げられない。

つまり市の意思決定が、議員の私物だったという、市議会としてあり得ない制度である。

「裏レク」は表向き「議会との調整を円滑にするため」とされていたが、実態は自民党市議団による事実上の veto権(拒否権) だった。

成松容疑者は自民党市議団の団長・副団長を歴任していただけに市長より権限があった人物ということになる。

これが「市議会のドン」の名の由来である。

土建業者水増し発注のスキーム〜実行手順〜とは?

東京都千代田区に本社を構える前田建設工業が、「現金を渡していた(賄賂があった)」ことを社内調査で把握する。前田建設工業の内部から警察に情報提供(リーク)があった。

2026年1月、前田の内部通報者が警視庁に対して不正を告白し、その捜査に協力すると申し出たという。

それは警視庁と熊本県警が合同捜査本部を立ち上げるほど、大きなヤマと睨まれた。

会社の複数の社員などを「任意」で事情聴取。(逮捕ではなく、協力して話を聞く形)

 賄賂の金の作り方が判明。 捜査で、九州支店が賄賂用の金を集めるため、下請け業者に協力を頼んでいたことがわかった。

全てが協力に応じたわけではなく、拒否した会社もあった。

協力した業者には“水増し発注”をし実際より高い金額や多い工事量で発注した。

例えば、本来100万円の工事なのに、150万円で発注するような形だ。

仲介した園川組は、旧庁舎解体を約5億円で受注している。

増えた分の金を現金で回収し業者は余分にもらった金の一部を、現金で会社側へ戻した。

 その方法で約6000万円を集めたとみられる

こうした不正なやり方で、賄賂の原資として約6000万円を作った疑いがある。

現金の入ったスーツケースは元市議の自宅に運ばれた。

時代錯誤の絵に描いたような定番の裏金受け渡しは松浦邸で

成松容疑者は現金6000万円を謝礼金として渡すように自ら要求、松浦容疑者の自宅で現金で6000万円、一括受け渡しが成立したという。

これは、警視庁と熊本県警の合同捜査でわかった”事実上絵に描いたような”『裏金』の受け渡しシーンである。

実はこの171億円のうち120億円以上は熊本地震の災害復旧事業債

つまりは被災者のための復興予算だったのだ。

アイツラ、ほんっとクソばってん!酷いクズ野郎たい!

などと、これには八代市民、熊本県民の怒りが爆発している!

でおよそ 12億円の利益を水増しさせた贈賄側の前田建設工業は?

贈賄罪の時効(3年)が成立してて立件見送りの見通しとなっており”食い逃げ”した前田建設は逃げ切った。

そして2022年、人口わずか12万人の街に171億円の箱物、新庁舎がドーンとそびえ建つ!

被災者の復興予算は、政治家とゼネコンを肥やすだけの金に過ぎなかった。

成松容疑者の逮捕前の発言を読んでみよう

「もらってない。通帳見ればいい。やってたら捕まってますって」

昭和の時代によくあるドラマの悪徳政治家そのものだ。

逮捕3週間前、成松容疑者は

百条委員会で職員が関与を証言した翌日に、自ら会見して「でっち上げだ!」と一蹴している。

そして証言者を名誉毀損で県警に告発する方針をHPで公開もしてみせるなどし、

職員らは「証言したら何かされるのではないか」と萎縮した。 

事実上「次はお前だぞ」と公務員たちにプレッシャーをかける行為は職員らの萎縮効果が狙いと見ている。しかし、証言者を脅迫してから3週間で自らが「次はお縄だぞ」と相成った。 

読んでの通り脅迫罪(刑法222条)に値する。

昭和の時代の土建屋利権”をそのまま縮小したような事件。

若い世代には、昭和時代はレトロで魅力的に映るというが、事件も昭和臭いままでは魅力はゼロである。

今後の市議会・捜査の流れ

八代市議会は5月15日に臨時会で成松容疑者の議員報酬停止を審議予定。 家宅捜索で金庫などが押収され、賄賂資金が住宅新築に使われた可能性も調べられている。

八代市議 あっせん収賄事件 報道リンク集
2026年5月 熊本・八代市新庁舎建設汚職事件

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