東京15区で活動を続けてきた金澤ゆい氏が、神奈川20区から出馬する可能性が報じられた。2025年2月20日の日刊ゲンダイによれば、自民党の甘利明氏が彼女を後継候補として擁立する意向を示し、地元関係者に紹介しているという。
自民党の江東区議は、「甘利さんが金澤さんを後継候補として考えていると聞きました」と証言している。また、「甘利さんが地元関係者に彼女を紹介して回っているようです」とも語っており、党内での調整が進んでいることが伺える。“色ボケ“などとも揶揄されている。
金澤氏は相模原市出身。2021年の衆院選および2023年4月の衆院補選では東京15区(江東区)から日本維新の会の公認候補として出馬した。その後、維新を離党し、昨年10月の衆院選では無所属で再挑戦するも惜敗。議員経験こそないが、執念と行動力は一貫している。
政治家としての評価は意見が分かれるかもしれない。筆者としても、金澤氏の政策の一部、特に選択的夫婦別姓に対する理解が十分とは言えない点には疑問を持つ。
だが彼女の行動力や我が国への誠実な思いは本物と感じられる。
政治は理想論ではなく、現実の中で戦い、勝利を目指す。勝てる選挙区や政党を選択することは、信念を実現するための手段に過ぎず、政治家は理念を掲げるだけでなく、それを実行できる立場に立つことが重要である。金澤氏の決断も、その現実を踏まえたものと捉えられる。
「鞍替え」という言葉だけで彼女を批判するのは短絡的だ。むしろ、これまで積み重ねてきた政治活動と挑戦の歴史を考えれば、この決断は単なる移籍ではなく、次なるステージへの布石と見るべきである。
真の政治家は、どんな政治を実現するかで評価されるべきだ。金澤ゆい氏が新たな舞台でどのように自身の理念を体現し、挑むのか。その歩みには注目したい。
彼女が信念を貫き、結果を出す日を待ちたい。金澤ゆい氏の挑戦にエールを送る。
夜職にも詳しい芸能ライター山本武彦
【独自】自民・甘利明氏の後継候補は「34歳の元維新女性」か? “色ボケ説”尻目に擁立模索し地元行脚
参考サイト:さくらフィナンシャルニュースnote
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