ロシアのウラジーミル・プーチン大統領(72歳)の長男が、2015年にスイス・ルガーノで誕生していたと、2024年9月4日、この度ロシア政府に関係する人物の犯罪活動追跡専門サイト、ドーシエ・センターの調査で明らかになり、話題となっています。
現在9歳、5歳になる2人の息子がロシア中部・ヴァルダイ湖畔の邸宅で暮らしているという情報もあります。
〈アリーナ・カバエワ氏との噂〉
匿名を約束に、プーチン大統領邸の使用人に証言を得た情報によると、プーチン氏の愛人と噂されていた元ロシア代表金メダリスト、女子新体操選手アリーナ・カバエワ氏(41歳)が今から9年前の2015年に、スイス南部ルガーノの聖アンナ病院で長男を出産していたというものです。
カバエワ氏は2014年に3回、ルガーノを訪れていて、最後の訪問は聖アンナ病院に勤務するロシア人婦人科医、ナタリア・ティエボー氏を伴ったといいます。
「聖アンナ病院にはロシア語を話す婦人科医がいた。これはロシア人にとって、出産国を選ぶ際の付加的な要素だったと推測できる」と、ドシエ・センターのジャーナリスト、イリヤ・ロズデストヴェンスキー氏はswissinfo.chのインタビューに答えました。
プーチン氏の元顧問セルゲイ・プガチョフ氏(61歳)もswissinfo.chのインタビューで、この件について触れています。
「ロシアにいる誰もが、カバエワはプーチンの後妻だと知っている。彼女がスイスで出産したとしても至極当然だ。長男は外国で勉強している」
息子たちの出生地については多くのメディアが注目してきており、スイスの日曜紙ゾンタークス・ツァイトゥングは2022年5月に掲載した記事の中で、夫妻には2人の息子がいることは囁かれていましたが、しかしこの情報が公式に認められたことはありませんでした。
ルガーノのクリニック「聖アンナ病院」は、ウェブサイト上で「ロシアのトップリーダーの子息がここで生まれた」と宣伝していると報じています。
ただ当時はプーチン氏の息子が実際にそこで生まれたかどうかは確認できていませんでした。
あの2004年アテネオリンピック金メダリストロシア代表女子新体操女王カバエワ氏との噂が報じられたのは遡ること2008年。プーチン大統領とは年の差31歳もあります。
カバエワ氏といえば、新体操選手として世に登場したのが1999年。柔軟な身体を持ち合わせ、大会に出場すれば金メダル総ナメ、新体操の女王と言われその演技が世界を魅了、ミスのない高度な技で人々を驚かせました。
UHA味覚糖のソフトキャンディ「ぷっちょ」のCMで、「こんなんどう?」と世界一の柔軟度を披露、日本のお茶の間でも話題になったカバエワ氏。このCMで「ああ、あの人か!」と思い出す人もいるのではないでしょうか?
プーチン大統領はリュドミラ・プーチナ元大統領夫人(66歳)と2013年に離婚をしているので、カバエワ氏との噂が出たときにはまだ夫妻は結婚生活を続けていたとされます。ここが全く謎とされミステリアスな部分です。
当時、あるメディアは「プーチン大統領が離婚後、カバエワ氏と結婚する予定だ」と報道していた。だがクレムリン(ロシア大統領府)はこれを否認し、その後このことを報道したメディアは廃刊となっています。
しかしその後カバエワ氏は与党の公選を受け、2014年まで国会議員を約8年間務めた後、ロシア最大メディア「ナショナルメディアグループ」の会長に任命されました。当時のカバエワ氏の年俸は、1000万ドルに達していたそうです。
〈カバエワ氏以外にも〉
プーチン大統領は実は、カバエワ氏のほかにも愛人がいてさらには子供もいたといいます。
そのお相手はプーチン大統領の元家政婦だったスヴェトラーナ・クリヴォノギフさん(49歳)、彼女は1990年代後半から2000年代初めに家政婦から愛人になったと噂されています。そして何故か彼女は家政婦であったのに、現在ロシアの大富豪としてウィキペディアに名前が上がっています。
そして2003年にスヴェトラーナさんは第一子であるルイザ・クリヴォノギクさんを出産するのですが、ルイザさんの写真を見てみるとプーチン大統領にとても似ており、愛人の娘だという噂はかなり信ぴょう性が高いと言われているのです。
ルイザさんは現在21歳、クラブDJルイザ・ロゾヴァとして活躍していました。
インスタグラムでブランド品に囲まれた自らの生活や、自身がプーチン大統領に似ていることについて「プーチン大統領に問いただしてみたい」などと発言し、皆の興味を集めていました。
しかしロシアがウクライナに侵攻した2021年12月頃に自分の生活を披露し続けていたインスタグラムを突如閉鎖。「悪魔の娘」などの誹謗中傷が多くなってきたことから閉鎖をしたのではないかと言われています。
2021年、国際調査ジャーナリスト協会(ICIJ)が域外金融会社に流出した文書を暴露した「パンドラ文書」によると、なんとクリボノギクさんに1億ユーロ(約135億円)または1億500万ドル(約136億円)の財産があることが明らかになりました。ここには375万ドル(約5億4000万円)相当のモナコの邸宅も含まれていたのです。
〈妻や愛人を使ってマネー・ロンダリング?〉
プーチンは、資金洗浄(マネーロンダリング)をするにあたり妻や愛人を利用しているという情報があります。
過去、妻リュドミラ夫人にモスクワ代表を務めさせた電話投資通信会社を使って、プーチンの仲間のオリガルヒ(新興財閥。自分たちの利益ばかりを求める少数の富裕層)の一人は、独コンメルツ銀行でマネーロンダリングをしていたことがわかってきました。
さらにプーチン大統領は不動産利権を吸い取っていました。
歴史、文化の蔑視だという政治家や文化人らの反対を無視し、2階建てを4階建てビルに改築。
雑居ビルにしてそのビルの所有者はいつの間にか妻が代表を務める財団にかわり、年300万~400万ドルの賃料がリュドミラ夫人の個人会社に入っていたことが発覚した過去がありました。
スヴェトラーナ・クリヴォノギフさんにしても、財産の多さにびっくりですがマネー・ロンダリングと思えば相当の額です。
〈リュドミラ元大統領夫人衝撃の告白〉
公式に認められているプーチン大統領の子供は、母はリュドミラ・プーチナさん元大統領夫人
娘長女は マリアさん
次女は カテリーナさんの二人です。
プーチン大統領にはその存在の信ぴょう性が噂されています。
◆リュドミラ・プーチナ元ウラジミール・プーチン氏夫人の証言◆
30年間(1983 年-2013 年)プーチン大統領と結婚していた元妻のリュドミラさんは、今のプーチン大統領について本物そっくりだが別人だと証言していました。
離婚前、2010年頃の事でしょうか?
〈リュドミラさんの証言より〉
「夫が殺害される1ヶ月前のこと、何の警告もなしに、私と娘たちは場所もわからないどこかへ連れて行かれ、夫プーチン氏は完全に消息を絶ちました。
ある夜、数人の人達と共に私と娘たちは自宅に戻りました。彼らの中には知っている人もいましたが、初めて会った人もいました。
自宅は徹底的に捜査し破壊されていました。書類のすべてに目を通し、壁が揺れるほど家中がめちゃくちゃになりました。
そして、彼らは私に命が惜しければ、何も言うな、と脅しました。
夫がどうなったのかを彼らに訊くと、彼らは、国家の安全保障のために彼は一時的に姿を隠していると言ったのです。
しかし、その数日後に夫とは全然違う別人(影武者)が帰ってきました。
その後、夫が殺害されたことを知りました。彼の暗殺は用意周到に準備されていました。彼の影武者が用意されたので、彼は消されたのです。
彼の影武者の外見は夫であるプーチン氏にそっくりで非常に驚きました。
彼らは再度現れ娘たちを捕えて、私に最後通告を手渡しました。私がこれまで通り良い妻としての役割を演じなければ娘たちの命はない、と。
私に選択肢はありませんでした。私は、最初は公的な行事には出席しないようにしていました。
私は腐敗したメディアの注目、密通やゴシップにうんざりしていましたが、影武者の妻でいることこそ最も耐え難いことでした。
そのため、彼らは私の代役を準備していたんです。彼らはシナリオ通りにうまくいかない時は、その原因を潰していきます。
もし彼らが私にそっくりな代役を用意できていたなら、私はとっくに殺害されていたことでしょう。
しかし幸運にも、私は殺されずに済みました。
私はこのような策略を阻止しようとしていた人々に助けられたんです。それが、離婚という形で彼らの策略から逃れられました。
今、私は国外で元気に暮らしています。今、ロシアで起きていることを直視することができません。」
とリュドミラさんは告白しているのです。
プーチン氏の影武者の存在がリュドミラさんの発言により明確化され、リュドミラさんが気がついているなら、当然カバエワ氏も気がついていると思うのですが、その事を予想すると更にゾッとします。権力エリートらによるアジェンダが実行されたのでは、という本当だったら恐ろしい話です。
ロシアのプーチン大統領について、すでにボディ・ダブル(影武者)を使っているとの大胆な分析が世界に出始めています。
英デイリー・スター紙は、イギリスの諜報機関「MI6」の複数の役職者の証言として、プーチンは影武者を使っており、すでに死亡している可能性すら否定できないという分析を報じました。
〈謎の10日間行方不明〉
2015年にはプーチン大統領が理由もなく公の場に10日間も姿を表さない時があり、かつてなく長い消息不明、動静に関する憶測や健康不安説が流れていたプーチン大統領でしたが、その後第2の都市サンクトペテルブルク郊外にあるコンスタンチン宮殿に姿を現し存在の無事を確認しました。
〈プーチン大統領自ら「影武者」の存在を…〉
また、テロとの戦いが最も激しかった時期に影武者を使うことが議論され、2020年2月27日、公の場に出る際に影武者を使うという秘密の計画が過去に実在したとプーチン大統領自らが明かしましたが、ただ自身はこの計画を拒否したと述べるとともに、今この話をしている自分は本物だと主張しました。
〈ドーシエセンターの役割とは?〉
ドーシエセンター(文書センター)は、クレムリンに関係するさまざまな人物の犯罪活動を追跡しています。 現在、ロシアの権力は、クレムリン内部で活動する事実上の犯罪組織によって握られています。 この犯罪組織は、高位の政治家から地方警察署長に至るまで、複雑な個人の網の目から構成されています。
同センターはこのネットワークをマッピングし、腐敗した個人や彼らが支配している可能性のある組織に対する広範な事件ファイルを編集しています。 これらの報告書によって、将来ロシアの裁判所やロシア以外の執行機関が、クレムリン内やクレムリンに関係する腐敗した犯罪者に対して刑事事件を起こすことができるようにしています。
☆参考サイト☆
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