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【コラム】秋元司の視点 – 現代社会と司法への問い

師走の候、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

さて、12月18日、最高裁判所より私の上告に対する棄却の通知が届きました。2019年12月下旬から始まった私に関する事件ですが、現在の日本の司法制度において、一つの区切りを迎えました。
この機会に、私の思いをお伝えさせていただきます。

まず、これまで約5年間にわたる裁判を含む闘いにおいて、私を支えていただいた皆様に心より感謝申し上げます。

今回、一審から最高裁までの一連の判決について、私自身も立法府に身を置いていた人間として、法治国家においてはこれを受け入れる立場にあります。
しかしながら、特捜部の捜査段階から私の事件が「仕立て上げられた」と感じざるを得ない点については、到底納得できません。
この国の司法はなんなんだと、深い怒りを覚えます。

私自身、無実であるにもかかわらず罪を着せられ、受け取ってもいない金銭を受け取ったと認定されました。
このようなことがあってはならないと強く思います。

客観的な証拠よりも供述証拠を優先する現在の日本の司法制度は、是正されなければなりません。このままでは冤罪がなくならず、無実の罪を着せられる人々が繰り返し生まれてしまいます。

今回の私の事件の背後に何があったのか? その真相を生涯をかけて追求していく覚悟です。命の炎が消えるその時まで、決して諦めません。
そして、政治家として、司法制度の改革、特に裁判所が事件と真摯に向き合う意識改革を訴え続けていきます。

今後、私の身体は拘束されることになるかもしれませんが、私の魂までは奪わせません。

秋元司

~秋元司氏の経歴~
1971年10月23日:東京都足立区で生まれる(鹿児島で育つ)
1989年:鹿児島県立武岡台高等学校卒業
1996年:大東文化大学経済学部卒業
・在学中に建設土木関係の人材請負業を起業
・小林興起衆議院議員の学生秘書、公設第一秘書を務める
2004年: 第20回参議院議員通常選挙で自民党公認、比例区から立候補し初当選
2005年~2012年:防衛大臣政務官、衆議院内閣委員長、国土交通副大臣、内閣府副大臣、復興副大臣、環境副大臣などを歴任
2019年:IR事業をめぐる汚職事件で逮捕・起訴
2021年9月:東京地裁で懲役4年、追徴金758万円の実刑判決
2024年:東京高裁で控訴棄却
2024年12月17日:最高裁で上告棄却、判決確定

https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/327661

https://www.tokyo-np.co.jp/article/374695

参考サイト:さくらフィナンシャルニュースnote

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