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ケネディ元大統領暗殺機密文書、トランプ大統領が公約により公開

ワシントン共同によると、トランプ米政権は2025年3月18日、1963年11月22日にテキサス州ダラスで起きたケネディ元大統領暗殺に関する機密文書を新たに公開した。

トランプ大統領の大統領令14176条に基づき、2025年3月18日に公開されたJFKファイル(63,400ページ)には、ケネディ元大統領のCIA不信、カストロの陰謀、オズワルドのメキシコシティでの監視、CIAのプロパガンダに関する内容が含まれている。

大きな新事実はないものの、未修正の文書が文脈を補足している。

歴史家たちは、陰謀説と単独犯説のどちらが正しいのかを明確にするため、文書の精査を進めている。

なお、アメリカ国立公文書館の公式HPで文書を入手できる。

NYタイムズ電子版は、国立公文書館がHPで公開した全てのファイル8万ページを開くだけでも2日を要し、解析にはなお時間がかかると報じた。

冷戦下で敵対していたキューバなど外国政府の関与説もささやかれるなど、陰謀論が根強いケネディ大統領暗殺事件について、新事実が含まれているかどうかが注目される。

ケネディ元大統領暗殺は、ウォーレン元連邦最高裁長官率いる調査委員会が1964年の報告書で、元海兵隊員リー・ハーヴェイ・オズワルド容疑者による単独犯行と結論付けた。しかし、オズワルド容疑者は逮捕から2日後に警察署内で地元実業家に射殺された。その動機などには未だ不明な点が多い。

オズワルド容疑者は、ソ連への亡命経験やメキシコでの活動を通じて、CIAの監視対象だったことが判明している。一部の陰謀論者は、彼がCIAの工作員だった可能性、あるいは利用された可能性を指摘している。

この機密文書は1992年に成立した法律により、25年後の全面公開が義務付けられていた。2017年に期限を迎え、第1次トランプ政権やバイデン前政権が公開を進めた。

文書の大部分はすでに公開されているものの、情報源の保護などを理由に、一部の公開は情報機関の要請で見送られていた。そのため、CIAを含む関係機関の関与を疑う声もあったのは事実だ。

〈イスラエル関連に編集がなされている点〉
公開された文書には、ところどころに文章を塗りつぶしたり書き直されたりした箇所がある。イスラエルに関するところだという。
ケネディ元大統領は当時イスラエルと揉めていたという事実が明らかになった。
『一部内容を翻訳』なお、この部分はすでに2年前に公表されている部分である。

「CIAは当時のアメリカ合衆国大統領JFKを暗殺した。暗殺の翌日、(CIAと関わりのあった)ゲイリー・アンダーヒルは即座にワシントンを去った。CIA内の小さな派閥が犯行に及んだと彼は打ち明けた。それから6ヶ月も経たないうちにアンダーヒルは射殺体で発見された。自殺と判断された。」

〈ロバート・ケネディ、キング牧師の暗殺に関する機密文書も〉
トランプ氏はケネディ氏の弟のロバート・ケネディ元上院議員や、米公民権運動の黒人指導者マーティン・ルーサー・キング牧師の暗殺に関する機密文書も公開すると表明している。

参考サイト:
さくらフィナンシャルニュースnote
弁護士ログ

ケネディ暗殺機密文書を公開 8万ページ、解析に時間
https://www.tokyo-np.co.jp/article/392805
トランプ氏、ケネディ元大統領暗殺関連文書を公開
https://jp.reuters.com/world/us/PMGD5QZ52BILLKHTOLTOK6FMGQ-2025-03-19/
ケネディ暗殺機密文書を公開 8万ページ、解析に時間
https://news.yahoo.co.jp/articles/044f9de9921ccf071d7bfad8a92d2524721590de
米政府、ケネディ氏暗殺事件の文書公開 分析には時間
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN18DGI0Y5A310C2000000/
トランプ氏、JFK暗殺関連文書を18日公開へ 「一切黒塗りせず」
https://www.cnn.co.jp/usa/35230615.html
トランプ大統領 ケネディ元大統領暗殺事件の文書 18日に公開へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250318/k10014752991000.html

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