2024年6月14日、朝霞市議会において、つばさの党の外山まき市議(53歳)の発言に問題があったとして、議会は外山市議に対して謝罪を求めた。
外山市議は躊躇する時間を与えられず、直ちに謝罪したところ、議会はそれだけではなく、議会で発した発言と、謝罪発言をも削除し、外山議員を懲罰委員会にかけると宣言した。外山議員の発言した一部の内容を議会記録から抹消したい構えだ。記録の事実を消す、ということを一部の議員が懲罰委員会を通して要求している。
外山まき朝霞市議は、黒川あつひこ党首(45歳)率いるつばさの党の唯一の議員であり、黒川あつひこ氏の内縁の妻でもある。公私共に活動して来た。衆議院東京都15区補欠選挙、東京都知事選においてはつばさの党の選挙運動を率いて来た現在、つばさの党唯一の議員、党代表代理でもあり広報担当の重鎮だ。
つばさの党、黒川あつひこ党首。今回の逮捕のきっかけになった東京15区衆議院議員選挙に出馬した根本りょうすけ立候補者(30歳)。
運動家で自身、創価学会嫌がらせ被害者であるつばさの党諸党、『創価学会撲滅党』杉田勇人党首(39歳)。
2024年4月に行われた東京15区衆議院議員選挙においてこの3名は、乙武洋匡立候補者(48歳)を応援していた小池百合子都知事(71歳)陣営から、つばさの党の選挙活動に「命の危険を感じた」と被害届を警視庁に提出されてしまう。余程命の危険を感じたのだろうか乙武・小池氏陣営だけは腰に銃を下げた警官100人体制で周りをがっちりガードしていた。また立憲民主党酒井なつみ候補者、維新の会金澤ゆい候補者らが演説の妨害などによる被害届を提出し5月17日公職選挙法違反で逮捕。現在もまだ勾留中である。
そして、6月19日、黒川あつひこ氏以下3名勾留中において都知事選挙がスタートする。
黒川あつひこ党首はかねてから都知事選挙に立候補を予定しており、獄中から出馬し一時注目を集めたが、自身の持ち味である演説が出来ず、その存在感は明らかに選挙活動から抹消された形となった。
結局、自公連立に後押しされた小池氏の圧勝となった。
そんな期間中に、朝霞市議会も開催され、外山まき市議も、自公議員を中心とする議員達に集中砲火を浴びてしまう。
2023年10月10日、子どもを自宅や車に放置する行為を「虐待」と位置づけ、小学3年以下の児童の養護者は住居などに留守番を禁じたりするなど大変評判の悪かった、埼玉県児童虐待禁止条例の改正案が保護者らからの批判により撤回となった。
外山まき市議もこの撤回にあたって動いていた。
実は、自民党県議団田村琢実団長(53歳)は埼玉県虐待禁止条例をやむなく取り下げる際に「言葉足らず」という説明を使い、条例を引っ込める形で完全に撤廃したわけではない。
外山議員は、自民党県議団らが条例を練り直して掲げて来る可能性が考えられると、完全撤廃に向けて街宣をし、市民に呼びかけていた。
2023年11月4日、朝霞市民まつり「彩夏祭」再開催の日、朝霞台駅において、埼玉県虐待禁止条例賛成?反対?のシールアンケートなども取り入れ、自身の政治活動における街宣中に、当時は議会で同会派だったたはら亮市議(48歳)に「お前何やってんだ即刻やめろ」と怒鳴られたという。
外山市議サイドは警察に許可を取り、人混みの邪魔になるような危険行為は一切行っていなかったにもかかわらずだ。
それどころか、たはら市議は、自身と仲の良い警察官を伴って再度やって来た。その警官は朝霞駅前交番の担当では無かった。当然現場の状況を知る由もない。
これに対してつばさの党黒川氏、杉田氏は立腹、外山市議側は違反をしていたわけでもないのになぜ怒られねばならないのか、たはら市議に話がしたいとこの後、3人でたはら市議の自宅に向かう。むしろ外山市議は熱くなる2人を「今夜はもう遅いし、後日話し合いでいいじゃない?」と、止める方向で動いていた。
あいにくたはら市議はこの時間家に帰宅していなかったようで、御家族に黒川氏が名刺を渡し、玄関先で対応をしたにとどまった。
これを杉田氏が実況で一部始終をライブ配信。
この事に、たはら市議が朝霞市議会で苦情を述べる。
これに始まり、元朝霞市議 現有限会社力建設 代表須田義博氏の
2023年の2月14日に、『朝霞市議会議員の秩序とモラルについて市議会での議論を求める請願書』が提出、これを6月14日の議会に上げたのだ。
既に須田氏はこの時点で議員ではない一般市民となる。ので請願書は
参政党 高堀亮太郎市議(50歳)、公明党 宮林智美(61歳)、無所属 増田ともみ(49歳)同じく黒川滋(54歳)
以上4名の紹介議員を介している。
『公職選挙法は[選挙が選挙人の自由に表明する意志によって公明かつ適正に行われることを確保し、もって民主主義政治の健全な発達を期すること]を目的としています。しかし、令和5年12月に行われた朝霞市議会議員選挙では、健全とはいえない無秩序な状況が、各所で見られたことから以下の通り請願します。
まず公選法には、選挙運動のための街頭演説をする者は、長期間にわたり同一の場所にとどまってすることのないように努めなければならないと定めがあります。しかし、選挙の前から選挙中においても、いつ駅に行っても同じ色のジャンパーを着た陣営しかいなくて、ずっと同じ曲や同じ録音を流し続けるという苦情が多く聞かれました。
数時間にも及ぶ特定の人への駅前独占は、多くの候補者の話を実際に聞いてみたかったという市民の選択の機会を奪うもので、いい加減うんざりしているという市民の方の声をたくさん頂きました。
透明かつ適正な選挙であったとは言えないと感じています。そして政策とは全く関係のない他党や宗教団体の批判を延々と続ける政党がありました。
これに対する市民の嫌気も増す一方で、騒音でしかないというお叱りの声も多数寄せられています。その結果として、市民と議会との距離が余計に広がってしまったという指摘も受けました。
他の公職の候補者の間でも、駅前のエスカレーターで無理やりチラシを渡そうとして危ないといった苦情が続いたことで、駅前の各スペースには警告文が示された看板が本当に増えたと話題になっています。これは秩序やモラルに欠ける行為を重ねた結果だと思います。
警察から警告を受けたとしても、逮捕されなければ何をやっても良い、やったもの勝ちという無秩序な風潮が続けば、民主政治の健全な発達どころか、選挙に関する本市の環境はますます悪化します。
特に夜間の駅前広場どこに行っても危ない怖いと感じるような環境だったと、他の陣営も嘆いておりました。
警察や選挙管理委員会の人員を含む選挙関係者に対し、このような苦情や復元が非常に多く寄せられたのが、冒頭記しました昨年末の選挙です。
これら寄せられた市民の声を改善策を出すことなく放置するなら、今後の選挙においても、昨年末の選挙と同様の無秩序を招き、多くの市民に迷惑をかけることになります。市民の受忍限度そして市議会議員としての秩序とモラルを市議会として真剣に考える必要があるのではないでしょうか?
また去年11月の打ち上げ花火当時、当日駅前の雑踏で政治活動を行っていた現職議員に注意をしたところ、注意した側の議員の自宅に夜間押しかけ、その様子をインターネットでライブ配信しながら関係である家族を問い詰め、恐怖心を与えたという出来事がありました。
同じように、議長での発言をきっかけとして特定の議員をSNS上で名指しし、その議員をロックオンしたとか、片っ端から街宣するとか、脅迫としか言いようのない状況が現在も続いています。当然ですがこのような無秩序を朝霞市議会として看過してはならないと思っています。
このような請願を出せば、請願者である私自身に対しても脅迫の矛先が向けられるのではないかという強い恐怖があります。しかし恐怖心を植え付けるような脅迫が今後も続くか切り公明かつ適正な選挙、民主政治の健全な発達は脅かされ続けることとなり、本市の市民にとっては不利益でしかありません。
市民の受忍限度を市議会として真剣に考え、街頭における広義の政治活動の秩序とモラルについて倫理条例などの制定を視野に入れた市議会全体での議論を求めます』
外山市議に関しては昨年12月3日の朝霞市議選で当選した際に「運動員が許可シールの貼られていないチラシを配っていた」などとして、有権者から当選無効を求める異議申し出があったが、それらは違反したチラシではなかった。事実無根だ。
しかし、この様な標的に上がるのはどの野党も同じと、最近は何かしら何処からか嫌がらせを受ける事が少なくない。
2024年06月22(土)朝霞夢ぱれす「朝霞のゆめを語る会」朝霞市議会、今何が起きているのか?にて外山氏自ら、どのような事が議会で行われているのか語った。
「江東区でのつばさの党の逮捕事件、それより前に、去年、選挙の前に花火大会があったときに、先ほど埼玉県の虐待禁止条例がちょうど出された時だったので私は反対の立場でシールアンケートをしたりしてたんです。」
「その時(2023年11月)6日に埼玉県の委員会で(自民党県議団が)その虐待禁止条例を出して来て、本当に10日11日位に通るんじゃないかって言われており、その間の3日間ぐらいで、私100件以上シールアンケートで『反対』っていう票を取ってそれを県議会に提出しに行ったり、県議会を傍聴しに行ったり、自民党県議団に抗議に行ったりをその最中行って、また、YouTubeで虐待禁止条例、こんなのが通ろうとしていることを、すぐに動画に撮って動画アップしたり、を結構やってたんですね。そういうことがそもそも自民党さんたちにとっては気に食わない動きだったっていうのがまずあるんです。」
《反児童虐待防止禁止条例運動が気に障ったのか》
「児童虐待禁止条例を自民党県議団は出そうとしていたし、一旦取り下げにはなったけど、そもそも、この条例は、内容は間違ってないと(自民党)県議団は言ってるので、もしかしたらまた1年後位に、喉元すぎればまた、さらっと同じようなものを出してくるかもしれないから、取り下げになったってことで喜ばず、こういう価値観自体がおかしいよって(言っている)。その留守番してたら虐待だとかっていうこと自体がそもそもこの共働き社会の実態を全然わかってないという中で、私はずっと、(朝霞市議選挙に向けての自身の)政治活動中もその虐待禁止条例に反対!っていうのを前面に打ち出して、駅前で活動してたんです。」
【つばさの党・外山まき朝霞市議 懲罰特別委員会の必要性を問う②外山まき朝霞市議の主張】では外山市議がさらにどう発言したかについてさらに詳しく語る!
☆参考サイト☆
つばさの党・外山麻貴議員の懲罰特別委員会を設置 埼玉・朝霞市議会 本人は「不穏当発言」を撤回し謝罪
朝霞市議会が外山市議の問責案可決 つばさの党行為正当化で
この記事へのコメントはありません。