ゾゾタウン創業者の前澤友作氏は、自身や他の実業家になりすました投資詐欺広告がフェイスブック(FB)やインスタグラムに横行していることを受け、運営会社の米メタ社を提訴する考えを明らかにしました。
前澤氏は2024年4月10日午後、自民党本部で開かれた合同勉強会に出席し、「FBなどのプラットフォームへの規制は政府にしかできない。迅速な対応を求める」と語りました。
FBやインスタグラムには、前澤氏や元ライブドア社長の堀江貴文氏などを語り、投資を勧める偽アカウントが多数確認されているということです。前澤氏、堀江氏は同勉強会で実態を説明し、投資詐欺広告への規制強化を求めました。
メタ社側は偽アカウントの削除に努めていますが、前澤氏は「プラットフォーマーの対応が不十分」と批判。
今後提訴に踏み切る方針です。
投資詐欺広告は特定のプラットフォームに限らず、SNSやWebサイト上に広く出回っており、悪質な広告業者は、規制の甘いプラットフォームを使い分けて活動しており由々しき事態です。
ユーザーを守り、公平な投資環境を維持するには、業界全体で一貫した対策が求められ、メタをはじめとするプラットフォーマーの責任をめぐっては、新たな詐欺規制の検討が必要になりそうです。
参考サイト
堀江貴文wikipedia
前澤友作wikipedia
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