024年3月26日元ゲームプログラマーで、ユーチューバーの暇空茜こと水原清晃氏がこの度起こした公文書不開示で東京都を相手取り国家賠償請求訴訟を起こした結果、勝訴しました。(令和5年行ケ374号公文書不開示 51部岡田幸人裁判長)
水原氏は、一般社団法人Colaboの公金(=補助金)、その金銭の使い道を追うために、定期的に東京都に対して、情報開示請求を起こしていました。
これは「Colabo問題」と世間に言われています。
東京都が6月に「若年被害女性(=若くして貧困や性被害などにあった女性)補助金」を発表したのですが、5月に開示請求をした際にこの内容の記載がされていませんでした。
そして7月には、5月23日開示請求の書類が不開示になりました。
7月24日に不開示の結果が出たのですが、その理由は「この団体名を出すと都民を不安にさせる」という事でしたが、その肝心の団体名(=Colaboなど)はすでに6月の請求で東京都はColaboの名前を公表していました。
これら一連の不誠実な内容に水原氏は納得が行きませんでした。5月23日の開示請求を7月24日に出してくる違法性を指摘、開示請求は30日迄に返事を出さないと違法、と国家賠償請求訴訟で争う事に発展していきました。
水原氏の訴状は、7月23日の非開示を取り消し、33万円の賠償金請求する、等に対し、判決は非開示を取り消す、1万1千円を水原氏に払う事となりました。
尚、今回は2審なので、今後東京都は、最高裁に上告をすることが予想されます。
暇空茜:Wikipedia
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