― 批判的論者が指摘する統治、統制、管理 問題と権力構造 ―
参政党が急速に支持を拡大した理由のひとつに、
「政党DIY」「自分たちの声を国会へ届ける」「国民が政治に参加する」
といった、既存政党では満たしにくい欲望に寄り添ったキャッチフレーズがある。しかし、批判者たちはこう口をそろえる。
「参政党ほど、党員が“参政できない政党”はない」
「党内ガバナンスは、現代政党として異例の閉鎖性を持っている」
ここでは、批判的論者たちが共通して指摘する、
参政党の組織構造の問題を整理する。
第4章 党規約改定で“党員の権利”が消えた
■2022年の党規約改定がターニングポイント
2022年7月 神谷氏が参議院議員に当選
参政党は2022年9月、党規約を大幅に変更した。
その際、
・党員が党運営に参加する仕組みが削除された
第5条(党員)
3.党員は、下記の権利を有する。
・本党の活動に関しての定期的な情報を受け取ること
・本党の政策に関し、提案すること
・本党の出版物・イベント等を通じて
本党の活動に関する議論を行うこと
・本党主催の政策学校などへの参加資格
・党大会等の大規模イベントへの企画参加資格
・地域の支部への参加
という点が批判者たちの大きな問題意識となっている。
もともと参政党は
「党員が政策を作る」「みんなで議論する政党」
を掲げていた。
しかし批判者たちによると、規約変更後は次のような構造になった。
■党員は“選ぶ権利”も“決める権利”もない
批判論者の整理では、
●党員の権利
党運営への参加:なし
党幹部を選ぶ権利:なし
党大会に出席する権利:なし(※傍聴のみ可)
傍聴の可否は神谷氏が決める
意思決定への参加:なし
ボードメンバー選任に関われない。
●党員の義務
会費を払う
支援活動を行う
党の方針に従う
となっている。
この構造について、元支援者らの批判は厳しい。
「会費を払い続けるだけで、党運営に口を出す権利はゼロ」
「参政党の“参政”とは、党員ではなくボードだけを指す言葉になった」
党大会には出られないが、お金集めのタウンミーティングには積極的に参加と
集客を求められる。
こうした批判は、参政党内部からも“Issues”として浮上している。
第5章 “ボードメンバー独裁”と批判される意思決定構造
■参政党の意思決定はボード(常任役員会)がすべて握る
批判的論者によれば、参政党の権力は ボードに完全に集中している。
●政策決定:ボード
●候補者選定:ボード
●党幹部の任免:ボード
●規約変更:ボード
●党費の使途:ボード
●訴訟方針:ボード
この“超集権構造”について、政治学者はこう指摘する。
「参政党のガバナンスは、古典的なトップダウン政党の最終形。近代政党の民主性基準を満たしていない」
■ボードメンバーの選出方法が不透明
また批判者は、
「ボードメンバーを決めるのもボード自身」
という点を問題視する。
3ボードの構成員たる
ボードメンバーの選任は
ボードが決定する
4ボードは、代表が主宰し
代表の要請に基づき、事務局長が運営する
4ボードは、神谷宗幣氏が主宰し
神谷宗幣氏の要請に基づき
神谷宗幣氏が運営する。
つまり、
自分たちが自分たちを選び、任期も決め、互いを守り合う閉鎖構造
になっている。
民主主義政党に必須の「党内チェック機能」が存在しないという批判だ。
■ボードの解任にも“党員の関与ゼロ”
参政党規約によれば、ボードメンバーを解任するにはボード、支部長、所属議員の2/3
が必要になるが、
党員は一切関われない
これが批判者から最大級の警戒を受けている理由だ。
「党員は何万人集めても、ボード1人を解任する権限すら持たない」
これが、政党としての民主性を問われる大きな論点となっている。
第6章 党大会にも“党員は参加できない”
参政党は党大会を実施しているが、
批判者たちはその参加資格を問題視する。参政党の規約では、党大会に参加できるのは
ボード
所属議員
地域支部長であり、
党員は「傍聴のみ」 とされている。
傍聴できるかどうかは、支部長にお願いをし、事務局長の神谷氏が
承認する仕組み。リアルかネットで。
批判者の声をまとめると、こう表現できる。
「世界で唯一、“党員が参政できない参政党”」
「党大会が最高意思決定機関なのに、党員を排除するのは民主主義政党ではない」
特に、政党DIYを掲げて支持を拡大した参政党の当初のコンセプトからは、
完全に乖離した姿となっている。
第7章 辞めた党員への“スラップ訴訟”
参政党を語るうえで避けて通れないのが、
辞めた元党員への訴訟
の問題である。
批判的論者は、これを“参政党最大の暗部”と位置付ける。
■批判者たちの主張
「国政政党が個人に対してスラップ(恫喝)訴訟を行うのは極めて異例」
「批判者を沈黙させるための法的圧力の可能性がある」
「内側からの批判を封じるため、裁判制度を濫用しているように見える」
スラップ訴訟とは、
“批判や異論を封じ込めるための威圧目的の訴訟”
を指す。
参政党は公式には否定しているが、批判者はこう述べる。
「訴訟対象になった元党員は、自分の意見をSNSで述べただけ」
「国政政党が個人相手に訴えるという構造は異常」
特に、訴訟相手が多くは一般市民レベルである点が、
政治学的にも非常に重大な問題だとされている。
第8章 批判者が警告する“危険な構造”
批判者たちは、参政党の政治的立ち位置を次のように評価している。
●① 反グローバル → 国家主義・権力集中へ変質
●② 民主主義 → ボード中心の閉鎖支配へ移行
●③ 食と健康 → 核武装論・緊急事態条項へシフト
●④ 党員参加 → 排除
●⑤ 透明性 → 疑念
●⑥ 批判者への法的圧力 → 異例の姿勢
これらを総合したうえで、学者や論評家が共通して語るのは次の点だ。
「参政党は、現代のポピュリズム政党でありながら、内部構造は“強権化”へ向かっている」
「保守でもリベラルでもなく、国家主義的な傾向を持つ独特の政治団体」
「内部民主主義の欠如は、政党として致命的」
第9章 ねじれ国会で台頭する“危険性”
参政党が今回のねじれ国会で重要な役割を果たしつつあることは、
政治的に重大な意味を持つ。
批判者たちがもっとも恐れているのは、
「権力のカウンターとして機能するはずの少数政党が、むしろ権力集中を後押しする存在になる」
という点だ。
参議院において参政党がキャスティングボートを握る状況で、
緊急事態条項
防衛関連の強化
治安法制(スパイ防止法・国旗損壊罪)
権限集中型の改憲案
などが一気に進む可能性を、批判的論者は警告している。
第10章 「政党DIY」から「神谷ワンマン体制」へ
参政党を最初に支持した層の多くが語るのは、
期待と失望の落差である。
「最初は日本を良くしたいと思っていた。途中で“これは違う”と気付いた」
「中央集権・宗教右派・軍事化路線に進んでいくのを見て離れた」
「議論をする場は消え、ボードが絶対化した」
ここで批判者が繰り返し口にするキーワードがある。
「神谷独裁」
「ボード体制」
「参政できない参政党」
参政党をめぐる議論は今や、
政策論争ではなく構造的な権力問題に焦点が移っている。
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