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ロック音楽雑誌『rockin‘on』創設者渋谷陽一氏14日に他界していた

ロッキング・オン・グループは2025年7月22日、代表取締役会長の渋谷陽一氏が14日に亡くなったことを公表した。享年74歳。

ロッキンオンのホームページによると2023年11月に脳出血を発症、緊急入院。手術後は療養を続けながらリハビリに取り組んでいたが、2025年、誤嚥性肺炎を併発し、74年の生涯を終えた。

ロック音楽系同人誌がはじまり 20代で起業 のっけから社長であり編集長

1951年東京生まれ。明治学院大学中退。18歳の時にアメリカのハード・ロックバンド、グランド・ファンク・レイルロードのレコード評により音楽評論家としてデビュー。

1972年に20歳で故松村雄策氏とともに同人誌『rockin‘on』を創刊。

中でも、松村氏との「渋松対談」は人気で書籍化した。

松村氏は2022年3月12日、肺がんのため70歳で死去。

スタートは全くの素人集団であったが『rockin‘on』は1990年代の全盛期には月間10万部を超えることもあったとされる。

のち、邦楽・J-POP中心の『ROCKIN’ON JAPAN』(1986年創刊)へ展開。創刊号表紙は佐野元春氏。

日本から世界水準に匹敵するアーティストを紹介・評価する目的で制作された。

日本のパンク・ロックシーンを扱った『DOLL』誌を意識していたとも言われる。

後に『ロキノン系』という言葉が登場。商業的成功よりも音楽的価値を重視するスタンスが若いバンドに支持された。

ASIAN KUNG-FU GENERATION、RADWIMPS、BUMP OF CHICKENなどに影響。

渋谷氏の時代の読みが成功し、J-POPにも影響を及ぼした。

2000年からは「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」「COUNTDOWN JAPAN」「JAPAN JAM」などの総合プロデューサーとしても活躍。

佐野元春氏の追悼コメント

Facebookで「渋谷さんは一貫して僕の音楽に耳を傾け、言葉を尽くして紹介してくれた」と感謝を述べた。

「時に鋭く、時に優しく、音楽そのものと誠実に向き合う姿勢に励まされた。多くのアーティストが彼の言葉に背中を押されてきた」と功績を称えた。

ラジオDJとしても人気

「こんばんは、渋谷陽一です」で始まるFMラジオ番組で洋楽を紹介。バラカン氏や山下達郎氏との対談なども年末恒例に。

ジミー・ペイジを神と仰ぎ、レッド・ツェッペリンの熱狂的ファンでもあった。

「構築的」なボブ・ディランやピンク・フロイドに対し、ツェッペリンの「肉体的」な音楽性を評価した。

ユーリズミックス対談でも遠慮なし

80年代英国ポップの代表・ユーリズミックスについてピーター・バラカン氏と対談。

「基本的に僕はユーリズミックス得意じゃないんで〜ピーター、色々教えてよ」と正直に語った姿勢が逆に好感を呼んだ。

プリンスへの深い愛情

1980年『Dirty Mind』時点でプリンスの才能を評価。1984年『パープル・レイン』ではポップアイコンとして絶賛。

「プリンスは多重録音を自分の思い通りに操る、フランク・ザッパ的天才」と表現。

1991年にはペイズリー・パーク・スタジオを現地取材。「プリンスの創造的世界はこの場所から始まる」と伝えた。

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