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韓国格闘家主導の「金メダル」偽装密輸事件、関税当局が摘発 約5000万円相当の純金押収

国際犯罪の闇に光 格闘技界の意外な影

大阪府警と税関当局は10日、韓国籍のプロ格闘家キム・ジェフン容疑者(35)をリーダーとするグループが、格闘技大会の「優勝メダル」を装った純金製品を韓国から日本へ密輸しようとしたとして、関税法違反などの疑いで容疑者ら8人を逮捕したと発表した。
押収された金塊の総重量は約3.5キロで、当時の市場価格で推定5000万円超に上るという。この事件は、金価格の高騰を背景に活発化する国際的な金密輸の氷山の一角を示すものだ。
捜査関係者によると、キム容疑者は長身で屈強な体躯を活かした格闘技選手として知られ、国内の人気イベント「ブレイキングダウン」への出場歴もある。
容疑者らは巧妙な手口で犯罪を企て、共犯とみられる日本人7人に対し、韓国で加工されたメダル状の純金7個を「記念品」として持ち込むよう指示。
共犯者たちはこれを首からリボンで吊り下げ、衣類の内側に隠して関西国際空港に到着した。
申告を免れるための偽装だったが、鋭い目利きの税関職員が異様な重みと形状に気づき、X線検査で正体を暴いた。
キム容疑者自身も過去に同様の「金メダル」偽装で複数回の密輸に成功していた疑いが浮上しており、警察は組織的な犯罪ネットワークの全容解明に全力を注いでいる。

この事件の背景には、国際金価格の急上昇がある。ロシアのウクライナ侵攻以降、地政学リスクの高まりで金が「安全資産」として買われ、キロ当たり80万円を超える水準が続いている。
日本では申告義務のない少額品を悪用した密輸が相次ぎ、税関の摘発件数は過去最高を更新中だ。
キム容疑者のグループは、格闘技界の知名度を逆手に取り、目立たぬよう日本人共犯を前面に立たせた点が特徴的。
逮捕容疑者は関税法違反に加え、組織犯罪処罰法違反の適用も視野に入れられている。

類似事件が示す金密輸の「流行」 巨額押収の連鎖

このキム容疑者事件は、決して孤立したものではない。金密輸は近年、日本を狙った国際犯罪のホットスポットとなっており、類似の摘発事例が次々と表面化している。
例えば、今年1月には大阪府警が香港発の大型密輸を未遂で阻止。
金地金160枚(約160キロ、推定14億8400万円相当)をコンテナに隠して運び込もうとした中国系グループの男ら5人を逮捕した。
これは過去2番目の押収量を記録し、倉庫での再加工を狙ったプロ級の手口が明らかになった。
また、2月には韓国警察が日本向けの金塊密輸シンジケートを壊滅。粘土状に練った金塊を香港経由で仁川空港に持ち込み、メンバー39人を一網打尽にした。
総額は数億円規模で、金属探知機を回避するための特殊加工が目を引いた。

さらに遡れば、昨年2月の福岡空港事件では、韓国籍の若い女性2人が「報酬4万円」で金塊4キロを体に巻きつけて密輸を試み、関税法違反で逮捕された。
こうした「運び屋」募集の闇サイト経由のケースは、貧困層を狙った搾取の側面も露呈している。
税関データによると、令和7年上半期だけで金密輸の押収量は前年比2倍超。海上での「瀬取り」手法まで用いられる中、当局は国際連携を強化せざるを得ない状況だ。

キム容疑者事件の余波は格闘技界にも及ぶ可能性がある。警察は追加容疑者の追及を続け、韓国当局との情報共有を急ぐ。
金という「輝く誘惑」が生む犯罪の連鎖を断つため、国際社会の警鐘が鳴り響いている。

さくらフィナンシャルニュース

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